「雨中のサーフィン 〜4月はまだ寒い〜」

いつも海に行く時に使っているオニールのスーパーサイコサックというウェットバッグは、大容量のうえにリュックタイプになっていて背負えるので、自転車でキィオラのお店まで行くのに重宝しているのだが。
ファスナー部分の傷みが早いのが難点で、今回２個目を潰し、新しいのをまた注文中。しかし現在入荷未定ということで、間に合わせでもいいからウェットバッグを買う必要に迫られた。
海に行く前日、近所のムラサキスポーツで「バッグマン」という、よくサーフィン雑誌の通販コーナーで商品の紹介をみるやつ…拡げた上で脱ぎ着できて、脱いだらそのまま包み込んで縛ってしまえばそのまま持ち運べる…というのがちょうど売ってたので、それを購入。ウェットは収まったが、その他の着替えやら何やらも結構かさばるので、バッグ２個で出かけることになった。やっぱりサイコサックじゃないと荷物が収まらないなあ…。

今週は春の陽気の日が多かったので、もうだいぶ暖かくなったろうと油断していたが、この日は朝から冷たい雨。予報通りだとはいえ、思っていた以上に寒く感じた。
よりによってちょうど海行く日に…と、空がうらめしく思われたが、まあ、どうせ濡れるので、サーフィンには雨はあまり気にならなかったりする。
しかし予想以上に海は突風。風向きも難しかったらしく、かわすポイントが限られたため、いつも行く千葉北からさらに北上して茨城まで。
ドライスーツではなく５ミリフルスーツを持ってきたので、さすがに茨城は水温もまだ冷たく感じた。
横風に流されながら、ボードもあおられながらの中、またしても結構な苦行となってしまったが、波質がよいのか、何本か乗ることができた。
どんなに寒くツライ思いをしても、１本でもいい感じで波に乗れるとそれだけでオールオッケーになってしまうのは、まだまだ初級レベルとはいえ、ワタシにもサーファー根性のようなものが身につきつつあるということか。

海からあがって、着替える時に雨が降っているのは結構大変で、体も冷えてしまったが、その後みんなでラーメンをもりもり食べて元気回復。
なんだかんだで一日楽しかったな。
夜、お店について、サーフムービーのDVDを観ながら、いろいろ語り合う。
レジェンド・サーファーの常軌を逸したライディングの凄さも、徐々に理解できるようになってきた。
…自分は…まだまだ小波でいいっす。
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