日本代表対ボスニア・ヘルツェゴビナ

今日は一つの仕事にかかりっきりで結構大変だったのだが、いざそれが終わってみれば、次に控える仕事がなかったので、予想以上に早く帰宅することができました。
一応録画は仕掛けて出たものの、楽しみにしていた日本代表対ボスニア・ヘルツェゴビナ戦に間に合ってラッキーでした。
ワールドカップ出場国ではないとはいえ、ヨーロッパ屈指の強豪。日本も欧州組を収集して、ほぼ本線を想定したメンバーで臨むだけに、今日のこの試合でどれだけ戦えるかとゆーのをぜひ観たかったのです。今日の結果如何で、本大会への期待値に大きく影響するという意味で。
結果的には、不安は大きく残るものの、今の日本のベストな形というものが見えて、「よし!これで戦って来い!」と応援する気持ちが持てました。
散々テストテストで一向に形の定まらないジーコジャパンの最終形も伺えたし。
やはり土壇場で決定的な仕事が出来るのはヒデと俊輔でした。特に精神的にも柱となっていたのはヒデ!
プレッシャーのかかる中で落ち着いたボールコントロールが出来、ここぞという時は泥臭いプレーも厭わない彼の姿勢には他のプレーヤーも刺激を受けて、さらなる向上を目指してもらいたいですね。
やはり日頃から自分を追い込む練習をし、「そう簡単には事は運ばない。でも、そこを打開していくんだ!」という強い意志を持ち続けているからこそ、重要な局面で決定的なプレーをすることができるのでしょう。改めて彼の凄さを感じました。

ただ、ボスニアが予想以上に強かったとはいえ、守備陣の崩壊にはかなりの不安を覚えます。このままでは本戦の強豪たちには通用しないのではないでしょうか。
一番の疑問は、左サイドのアレックスの裏を再三突かれているのに、それに対してジーコが何も手を打たないことです。
3バックならまだしも、今日のような4バックだと特に、宮本がカバーに回らざるをえず、高い位置でボールをカットされた時の守備が後手後手に回ってしまう。
個人的には日本代表の4バックというのは無理があると思っているが、形を変えないにしてもアレックスを中田浩二に替えて守備的な建て直しを図るというオプションも試しておくべきではなかったんじゃないかなあ。
攻撃に関してはどんどん人を投入していろんな形を試しているのに対して、守備に関してのオプションがあまりにも少なすぎます。仮想クロアチアということであれば、高さに対応出来るかどうかというのをもっと確認しておくべきでしたねえ。
ま、とにかくこのまま怪我人のでることなく、6月の本大会には全員がベストなコンディションで臨めるのを祈るばかりです。