「ノルウェイの森」勝手にキャスティング

まさかの映画化が決定したわけですが。
監督のトラン・アン・ユン氏、この方の作品を観たこともなく、どういう感じの映画になるのかちょっと想像つきません。
いっそフランスに舞台を移して、全く別物として撮ったほうがいいような気もしますが、
日本人キャストで日本を舞台にやりたいそうですね。
賛否両論分かれるのは仕方ないことだと思いますが、原作を何度も読み返している自分としても、複雑な心境ですが、いい作品になることを期待しています。
キャスティングもこれまた難しいでしょうねえ。ほとんど無名の新人で作中人物の年齢に近い人を起用するのがいいのでしょうが、
フジテレビも噛んでいるそうなので、有名タレントを使わざるを得ないでしょう。

ま、こっから先は私個人の勝手な妄想ということで…。
真っ先にイメージできたのはレイコさんで、これはショートカットでスレンダーで……、うん、樋口可南子さんですね。
もう少し若い方のほうがいいんでしょうけど、ちょっと他に思いつかない。
あと、突撃隊はカラテカ矢部太郎です! これはヒットなんじゃないかと内心思っているんですが。
坊主頭、気の弱い感じ、どもりながらのたどたどしい喋り、完璧でしょう。
なんかそういう脇役はすぐに思い浮かぶんですが。
「あれは豚肉のうまいところですな」って言う阿美寮の門番は板尾創路がいい、とか。
主人公のバイト先のレコード屋の店長は大泉洋がいい、とか。
肝心の主役達ですが、最近の若い役者さんをほとんど知らないもので、大学生役の出来るところとなると、なかなかイメージできません。
知っている範囲内で当て嵌めてみますと、
主人公ワタナベトオルは嵐の二宮和也君ですかね。演技力に定評もあるそうですし、ナイーヴな感じも出てるのでは。
直子と緑はセットで考えて、直子役に池脇千鶴、小林緑役には上野樹里、というのはどうでしょう。
うーん、やっぱ「ジョゼ」になってしまいそうですね。
「脱いでもらえそうな若手の演技派女優」という括りで選んでしまうのは大変失礼だとは思いますが、個人的に「ジョゼ」大好きですし、
病弱で儚い感じも千鶴さんならいけると思います。上野樹里さんも「のだめ」でのブレイクを踏まえると、緑の元気いっぱいなところをうまく表現してくれそうです。
キズキは回想シーンでしか登場しないし、当時高校生だったりするので、柳楽優弥君ですかね。
いや若手の実力派で名前知ってるの、彼だけなので。
永沢さんは……、知的でちょっと冷たいけど、根性すわってそうな?……ううん、わからん、もう要潤でいいよ要潤。困った時の要潤
年齢が合わないかな?…でも意外にいけそうな気がします。
ハツミさんは上品な感じなので、「報道ステーション」のお天気コーナーの市川寛子アナウンサー……って、
ああ、もう役者ですらない!単に自分が好きなだけぢゃないか。
…フジテレビ絡みなら(市川さんはともかく)結構あり得そうなキャスティングだと思うのですが、
じゃあ、いざこのキャスティングで撮ったらいい作品になるかというと……うーん、微妙〜。