アクションするサカナ。


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先月のNANO-MUGEN Fes.2009でのライブを観て、すっかりトリコになりました、イチ押しのバンド・サカナクション
3rd AL.「シンシロ」はいよいよ本領を発揮した出世作にして名盤でしたが、それに比べるとちょっと地味な曲が多い印象のある2nd「Night Fishing」も聴き込んでいるうちに、どんどん好きになってきました。
代表曲「ナイトフィッシングイズグッド」のように、途中から意外な展開をみせる曲も特徴的で、静かな出だしだからと思ってポップ度の弱い曲だと油断していると、ぐいぐい引き込まれていき、やみつきになります。
それでもレコードだけを聴いている限りでは、「なかなかユニークな音をつくるバンド」ぐらいにしか思っていなかったのでしたが、NANO-MUGENでの圧巻のステージを観てびっくり。ライブがまたすごい良かったのです。
正直、横浜アリーナという会場で、ピコピコ電子音鳴らして、線の細いヴォーカルだとショボく聴こえるんじゃないかと、演奏前はちょっと心配していたぐらいだったのに、いきなり重厚なコーラスの「Ame(B)」のイントロで観客の注意を惹き、叫びとともに意外なハイテンションで山口一郎登場。そこから「ラストダンス」「セントレイ」「アドベンチャー」とキラーチューンを連続で叩き付け、あっというまにアリーナのフロアをうねらせました。全員でとれる厚みのあるコーラスと、意外にヘビーなベースプレイによって、音の軽さは全く感じることなく、歌も声量があって線が細いどころか。ギターもロックしてたし、キーボードの電子音も浮遊感をともなって、独自の世界観を表現しておりました。
一緒に観ていた友人も、演奏終了後に「スマン!正直サカナクション、ナメてました!」と誰に謝っているのかわからないコメントを発する程でした。まさにあの日はブレイクの瞬間に立ち会えたような気がしました。
そんなサカナクションのライヴ音源がitunesで配信中ということなのに、クレジットカードの設定を変更するのが面倒で、まだ落としてない。期間限定らしいので急がねば。