冬の鹿嶋〜東京発・キィオラサーフィンスクール

年明け初のサーフィン。
昨日は東京でも雪になるかというくらいの冷たい雨が降ったので、今朝には天気が回復していてひと安心。
今年から土曜日が出勤になったので、代休の今日海に行くことになった。
翌日に疲れを残したまま仕事するようになりそうなので、早くこのペースに体を慣らさないといけないのだが。
ただ波が小さくて風が強いということで、サーフィンできるかどうか微妙なコンディションということだった。
平日で空いているだろうということで、いつもの千葉北ではなく、さらに北上して茨城まで。
水温がさらに下がるとのことだが、そこはもうこの季節は修行だと思ってますんで。
着いたらほとんど人がいない。オフショアで波の面はきれい。わりとよさげな感じだったが、風が強過ぎて波が押さえられて割れにくくなっているとのこと。
とりあえず入ってみないとどんな感じかわからないので、冷たい海へ意を決して入る。

今回は出発前にお店で秘密兵器を準備。
身体に塗っておくとポカポカ温かくなるという「ホットジェル」を購入していたのだった。
ウェットに着替える時、赤い粒々が入った透明のジェルを全身にまんべんなく塗っておいたのだが、しばらくすると確かに温かくなってきたと感じる。でもポカポカというよりは皮膚がピリピリ刺激を受けている感じ。唐辛子を摺り込まれたみたいだな。
でもおかげで最初海入る時のヒヤッとする感じはだいぶ軽減されて、すんなりとパドリング開始できたのだった。
ただ、その効果が持続するのもせいぜい1時間くらいかな。
結局風もびゅうびゅう吹き付けるし、夕方にはガタガタ震えながら海に浸かっていることになるわけなんだが。
まあ、無いより有った方が全然いいと思った。冬場は結構重宝しそう。
肝心の波乗りだが、年末海来てから約ひと月近く間が空いてしまったこともあってか、全然乗れなかった。
もう波との距離感がまったくわからなくなってしまった。これは行けると思ったらことごとくパーリングし、やや小さめの波に頑張ってパドルして追い付こうと思った波は割れてくれず、なかなか思うようにいかない。
やっと夕方になって小波で1本乗れて、そこからは迷いが少なくなったので積極的にチャレンジできるようになったが、その時にはもう日も沈みかけているし、体力も底をつきかけていた。せっかく風が収まってきていたのに。
毎度のことだが、なかなか思うようにはならないことよ。波乗り、奥深し。