みんなの党、特集号。

SIGHT (サイト) 2010年 08月号 [雑誌]

SIGHT (サイト) 2010年 08月号 [雑誌]

参議院選挙の投票日も近くなってきた。
このところ毎号買っている「sight」の最新号は「みんなの党」の特集だった。
個人的にもみんなの党が何をやろうとしていて、どれくらいの力を獲得出来るのか、注目しているところだったので、興味を持って読んだ。
江田憲司幹事長のインタビューを中心とした、党が掲げる方針を確認する記事のほかに、政局において今後どういう役割を果たすか予測したり、世間がこの党に何を期待しているのか、データをもとに分析する記事など、いろいろ多角的に見ようとしているようだ。
肩入れし過ぎも良くないが、変に中立ぶっていないのは潔い。
渋谷陽一氏自身もこの党に期待するところはあるのだろうが、といって、みんなの党への投票を促そうとしているわけではないと思う。
「民主でも自民でもない」と思っている人が多い現状だからこそ、「シングルイシュー」と思われているところもある、みんなの党の特異性を取り上げることによって、問題点と課題を明確にしようとしているのだろう。
このへんはロック畑の人のアプローチらしい。常にエッジに立とうとすることが大事なのね。