「DISCHARGE」

ディスチャージ

アニメ「けいおん」の影響で、山中さわおは「さわちゃん」とか呼ばれているのだろうか。（熱愛が噂される有名アイドルからそう呼ばれてたりするのかと思うと、他人事ながら赤面しちゃうね…（笑）。）
コンスタントに良質な作品を届け続けてくれているthe pillowsだが、その活動の合間にソロアルバムまで作っているとは、その創作意欲には頭が下がります。
実は意外にも初のソロアルバムだったりするのだが、全編英語の歌詞というチャレンジはあるものの、曲はいい意味でいつも通り。
曲だけについていえば、どれもpillowsで演奏しても違和感がないと思う。
だがソロにはソロの味わいはもちろんあって、よりシンプルなアレンジによって、メロディのタイムレス感というか、時代の変化に耐えうる「グッドソング」なところが際立っている。
逆に、ピロウズ・サウンドのキモは真鍋氏のギター、あのテンションを多用したコード感に有りということに気がついた。
そういえば山中氏のピロウズ以外の課外活動に、GLAYのJIRO、テナーのシンペイと組んだ、THE PREDATORSというのもあった。そこでも「さわちゃんメロディ」には全くのブレがなかったなあ。
いや、皮肉でもなんでもなく、山中さわおの作る曲は全曲名曲ということです！