秋分の海の日。

台風明けの祭日。
先週の金曜日から一週間ぶりに、キィオラサーフィンスクールに参加。
http://55surf.com/
月２回ペースなので２週連続で海に来れることはめずらしい。
勘がにぶらないうちに今日はさらにがんばろうと、意気込んで来た。
曇り気味だったが、海へ着いたころには日差しも出て、気温も上昇。
思っていたよりも海水はぬるくて、まだまだ夏気分で楽しめた。
津波の被害が大きかった地域で、震災後初のサーフィンだったが、こうしてまた海に入れたことに深く感謝。
地元の人の復興への努力のおかげだと思う。

地形もかなり変わってしまっているらしいのだが、そういう条件に左右されるほどではない、まだまだビギナーの自分。
相変わらずの横の強い流れに苦戦して、待ちたいところで波待ちできていない。
祭日なので多くの人が海に入っていたが、人数が集中しているところが波のピークに近いところ。混雑を避けたいとはいえ、その近くにエントリーしていたいのに、右へ右へと流され、気付けばひとりだけ場違いな所で波待ちしている。
かといって移動のためのパドルで体力消耗すると、肝心の乗りたい波が来た時にはもう漕ぐ力が残っていない。
あとひと掻きすれば乗れたかもしれなかった波を逃すと、すぐに後ろに向き直ってアウトに向かって漕ぎ出さなければ、第二波、第三波を頭からモロに喰らってしまう。
乗り損ねた後に波を喰らって押し戻されてウロウロしていると、乗ってくる人の邪魔になるので、波が沖で崩れた後のスープに乗って岸まで帰ってくるのみ。
岸に上がると、ずいぶん右に流されていたことに気付いて、歩いてまた出たいポイントの正面に戻ってくる。
…これの繰り返し。
結局、２週続けて海に入ったら、少しは上達のきっかけを掴めるんじゃないかと思ったが、この日はほとんど乗ることが出来ず。

あまり乗れずにただヘトヘトになっても、海から上がると「あー楽しかった！」と思えてしまうのが、波乗りの不思議なところだよなあ。
海から上がった後はおいしいご飯。
ボリューム満点の海鮮かき揚げをつまみに、生ビール。
充実した休日だった。
勤労感謝の日、自分の日頃の労働に対するご褒美っつーところか。…あ、今さら気付いたが、勤労感謝の日は再来月の23日だった！9月の23日は秋分の日か。…ま、なんだっていーのよ、海行けりゃ。

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