チャーリー・ターカー?

2010年11月に「菊地成孔のラジオ 闘争のエチカ」っていう番組が放送されていたんだね。
全然知らなかった。twitterで、録音されたものがダウンロードして聴けるようになってるよって教えていただいて、遅ればせながら聴いてみた。
http://www.tbsradio.jp/life/2011/02/spinoff_2.html
20世紀の最重要音楽は?」というテーマで語る番組で、菊地さんは迷わずチャーリー・パーカーの名を挙げています。
マイルス・デイビスの研究家としても知られる菊地さんですが、チャーリー・パーカーがいなければ、マイルスも出てこなかったともいえるのからでしょうか。
1940年代の音楽を、いまだに世界中の現役のジャズ・ミュージシャンのほとんどが、チャーリー・パーカーの音楽を勉強し続けているらしくて、その天才的なフレーズのセンスなどを絶賛しています。
…その割には、なかなかチャーリー・パーカーの話には辿り着かずに、菊地さん自身の周囲で起きた面白い出来事についてしゃべり続けるあたり、やっぱ面白いな〜。

さらに話は脱線して、チャーリー・パーカーの人生を描いた映画「バード」で、主演のフォレスト・ウィテカーの顔があんまりチャーリーに似ていないのが残念だ、という流れから、「この世の中で最もチャーリー・パーカーに顔が似ているのはタカアンドトシのタカさんです!」と断言しています(笑)。
和田アキ子優木まおみがほぼ同一人物と言っていいほど顔が同じだ」とか「関根麻里吉田美和は姉妹だ」とか、突拍子もない説をぶち上げる菊地さんらしい着眼点。

しかし、言われてみてからチャーリー・パーカータカトシのタカのふたりの顔を見比べると、確かに似ている!
顔の骨格とほお骨のふくらみ方、ベイビーフェイス具合など、見れば見るほど似てる気がする。
…といっても黒人と道産子だからねえ、そっくり!と言うまではないと思うけど(笑)。
このへんのいい加減さが、菊地トークの肝だったりもするのですが。
それでもそんなとこからチャーリー・パーカーに興味でてきて、映画の「バード」も観ている。ちょっと長い作品なので、まだ半分くらいしか観れていないけど。