「DEGUSTATION A JAZZ」

Degustation a Jazz

Degustation a Jazz

菊地成孔・名義での初のジャズ・リーダー・アルバム「Degustation a Jazz」には、41曲入りの通常盤の他に、再編集したディレクターズ・カット盤ともいえる、30曲入りの「authentique/bleue」、歌モノだけを集めた「Chansons extraites」の3種がある。
どれも収録曲が重なっているのだが、最近になって菊地成孔ファンになったワタシは、まず最初に買った音源が「闘争のエチカ(上)」(10年間の活動を網羅し、4GBのUSBメモリに収録した全集)だったので(笑)。
そこに収められていたこのアルバムの曲は19曲。その後、「authentique/bleue」をレンタルしてきたのが、手元にある音源だった。
仕事帰りに寄ったdisk UnionのJazzコーナーでの新着の棚に、このアルバムを発見!…しかも800円。
値札のところに「CD+DVD」と手書き。…ん?DVD付きの盤なんかあったんだっけ?
店員に中身を確認させてもらうと、なんとDUB QUINTETの2003年のLIVE映像が収録されたディスクが付いている。ので即買い。(後で調べてみたら、限定3000枚の初回盤!)
実はちょうど、今度JZ Bratに「クインテットライブ・ダブ」が出演する日の予約を入れていて(その日がジャズのライブの初体験となる)、「ダブセクステット」ならわかるが、クインテットの時はどんな編成でどんな感じの音になるのか、気になっていたところだったのだ。
http://yonakagawa.com/diary/post-250.html
めったにこの編成でライブをやることはないらしく、今から楽しみなのだが、付属のDVDをさっそく観てみたところ、かなりカッコいい。
収録されていた2003年のこのライブの時は、DUB処理を、フィッシュマンズでおなじみのZAKが務めていたらしい。(今度のライブではダブセクステットパードン木村氏の予定)
ジャズのことはほとんど何もわからない初心者なのだが、リアルタイムでエフェクト処理して、クラブ的なサウンドになるのではないかと思われるので、そういうところからならまだ入っていきやすいのではないかと思っている。
菊地氏のラジオでのしゃべりの面白さからフラフラっと足を踏み入れかけているジャズの世界だが、奥が深そうだなあ。
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