「バード」

バード [DVD]

バード [DVD]

チャーリー・パーカーの伝記映画「バード」。
スカパーの映画チャンネルで録画してDVDに焼いていたものの、いずれ観ようと思ってそれっきりになっていた。
今頃になって菊地成孔氏の影響でジャズに興味が出て来たので観てみた。
まったく意識してなかったけど、これクリント・イーストウッドが監督だったんだな。
本人が出演しないイーストウッド映画の中でも高く評価された一作だったらしいが、確かに地味ではあるが味わい深い作品だった。
特にチャーリー・パーカーに思い入れがなくても、繊細であるがゆえに破滅的な生き方に突き進んでしまう男の物語として、共感できるところも多かった。
フォレスト・ウィテカーの愛嬌のある表情が印象的で、チャーリー・パーカーもどこか憎めない愛される人柄だったのだろうと想像させる。