「パーカー愛に満ちた、ジャズバー〈菊〉」

今週のジャズバー〈菊〉も聞きどころが満載でした!
中でも9時台前半の、菊地先生の「パーカー愛」が溢れている部分、そのナビゲーションぶりに惚れ惚れしましたので、テキスト起こししてみました。
頭から文字起こし始めたら、意外とちょうどよい切れ目がなくて、実況の部分にもまたいいフレーズがたくさんあるもので…、結局気がつけば3時間以上もかかってしまいました(汗)。
情報量がハンパないのと、ジャズに詳しくないので、専門用語や人名が出てくるたびにウィキペディアをあたっていたら、えらい時間かかるんですよね。
しかしおかげさまで、TBS以外で8時台しか聴けないという方から、「文字で読む事ができてありがたい」というツイートもいただいたりしてますので、長いですがちょっとがんばってみました。
これで、ちょうどこの部分がPodcastなったりすると、このテキストの情報価値が一気になくなったりしてしまうのが、ちょっと哀しくも奥ゆかしいところですが。
まあ、自分のブログに、他人様のお言葉を勝手に載せておいて、テキストの価値だなんだというのは図々しいことであるのは十分承知しております。
「こんなに面白い番組があるんだよ」ということを個人的にお薦めしているだけで、その際の引用がちょっと長い…と好意的に解釈していただけるとありがたいです(笑)。

Complete Dean Benedetti Record

Complete Dean Benedetti Record

時刻は夜9時をまわりました。あらためましてこんばんは。ジャズミュージシャンの菊地成孔です。「菊地成孔の粋な夜電波」第39回、ジャズバー〈菊〉第二回/癒し無しの完全ビーバップ特集〜性と暴力と笑いの黒いミケランジェロをお送りしております。
はい。え〜、TBS以外のね、方々…にうしろ髪を引かれながら…、あ〜、引きちぎり!(笑)、置いて、TBSだけのフィールドにまたバーン!と駆け込んでまいりましたけれども。
え〜、なんと前半1時間ですね、…8時台はWBOの話が一回も出ないまま(笑)、真面目なジャズの解説をしたまま終わってしまいまして、サブが凍り付いてますけどね。このままふざけた話無く一回終わってしまうのか、そしてそんな回が一回ぐらいあってもいいんじゃないか…といった雰囲気。それよりも、やはりチャーリー・パーカーの音源を両手にいっぱい抱えると、あの菊地さんでもおかしくなってしまうのか!?…といったような感じですが、…おかしくなってますね、これね。
今ワタシの掌中に何があるかというとですね、CDにして1、2の、3の4の5の6の…7枚分のですね(笑)、え〜、先ほどお話しました「コンプリート・ディーン・ベネディッティ・レコーディングス」が入っております。
え〜、これをですね、…惜しかったなあ…。もうちょっと時間があったら、TBS以外の方にも、ベネディッティの仕事ぶりが聴かせられたんですが。
これ全部でね…7時間強あるんですよ(笑)。…すごい仕事ぶりですよね。で、すべてにレコーディング・データがあるんですが。
え〜、比較的長く…しかも出来のいい…、ま、CD1ていうかアルバム1ですけどもね。え〜、ジャケット見ていただくとわかりますが、ベネディッティが実際に使った…レコーディングの、カッティングマシーン…。ま、ダイレクト・レコーディングですよね。あの、録音しながら、どんどんカッティングしていったわけですけども。その写真が載っています。
え〜、ひとつ目聴いてみましょうか。57秒。
(曲)
…はい。これワタシが切ったんじゃなくて、こうやって切れてるんですけどね。要するに、もう…ソロ終わったらもういいやっつって止めちゃって。
ま、これをね7時間…あの…ウイスキー・ミルク飲みながら、ひとりでず〜っと聴いてるってのも相当乙な話で。あの…「何やってんだ!」って人が来て、キレる…時とかあるんですよね(笑)、要するに。
で、パーカーに、まあこれ許可取ってるんですけど、あの〜取ってる…、ま、ていうかね…、ま…、パーカーの話しだすとほんと止まんないすけど。
パーカーの周りには、こういう変人がもうわさわさ寄って来たんですよね。もうとにかく、パーカーを神と崇めて何でもするヤツ…手下みたいなのがいっぱいいて、で…、まあ有名なストコフスキーっていうね、それはさっき言ったミントンズに居た、楽器が弾けない…今で言うとね、エアー・バイオリンの人なんですけど。とにかくセッションの参加料払って、毎晩、あの…、ビーバップのオールドスクーラーの、もう名人たちと一緒に、もう熱狂的にバイオリン弾いてるんですけど…、弾いてないんですよ。あの、弾くふりだけして、金払って帰ったっていう…。あだ名がストコフスキーって奴がいて、…だったって奴がいるんですけど。他にもまあ、いろんな変わり者がパーカーの周りに集まってくる…、ま、そのうちのひとりですよね。ま、情熱的な変わり者ですけど。
ま、なにせもう…地方に行った場合、ホテルの階上の、上の階に、「パーカーが泊まってるよ、この階…部屋」っていう上の階の部屋に泊まって、天井に穴開けたりね(笑)、植え込みにマイク隠したり、もうスパイさながらの大活躍をこう…して…ね、この7枚組を作り…、7枚組っていうかね、当時何枚組だったかわかりません、CDだと7枚組ですけど、トラックナンバーがね、CDでいうとね…いくつまであんだ?…あ、でも32か…、あ、違う違う違う…、1枚ずつこれやってるから…、大体30個ぐらい…ま、とにかくいっぱい聴いてみましょうか。短いのとかあるんでね。…1分とかのもあるんですけども。ちゃんと許可取ってクラブでゆったり録ってるやつと、危なげなやつとあるんですよね。一番短いの聴いてみようかな。まあでも1分でも凄いし…、その…大変な多幸感ですよね。ほんとに。
(曲をかけながら)
これ43秒。…まあ要するに…、曲のテーマも録ってないし、次の人のソロも録ってないです。
(曲)
ま…(笑)、このテが7時間分入ってるんですよね。これやろうかな…。(笑)…「粋な夜電波 ディーン・ベネディッティ特集!」なんつって、曲がこれがただひたすらかかるっていう、ま、ある種コンセプチュアル・アートですよね。ひたすらミニマルにこれだけかけてゆくっていう番組が…。それは多分、ね、アメリカ〜で多分地下放送の…ジャズ狂いのね、ヤツがやってるマニアックな番組とかでやってる可能性が…ゼロではないですけど。日本のAMでやったら、大変な事件…、もしくは番組が終了になっちゃいますんでね…、やりませんけども、やりたい気分でいっぱいですね。今日ふたつしか紹介できない自分が、なんつったらいいんですかね、大変な貧乏人にでもなった感じですよね。え〜、20個ぐらい紹介してね、やっと奢った気になるという気分ですけども(笑)。
え〜、それでは、ディーン・ベネディッティ・レコーディングはこのくらいにして、前回の裏送りでやったですね、実況がね、比較的好評…というかなんというか、面白かったというお声をいただきましたので、一発やってみますね、パーカーでね。
1946年のレコーディングです。JATP。ジャズ・アット・ザ・フィルハーモニック。…これもまあ、ジャズファンの皆さんには説明不要ですね。ノーマン・グランツが、え〜、偉い人が(笑)、すごい省略の仕方ですけど(笑)、偉いプロデューサーの人が、え〜、ジャズを、小さいクラブじゃなくて、フィルハーモニックホールで演奏するような、スペクタキュラーなショーに仕立て上げて興業したという、その記録です。
内容としては、旧世代の人々…、ビーバップは完全な新世代ですので、旧世代の人々とビーバップの新進気鋭のプレイヤーを共演させて、…まあ何っつったらいいんですかね、対決…というとこですかね。え〜、ぶつけるのだ、と。で、それを観客が見て喜ぶと、…いうような指向がついてます。
まああの、ヒップホップ…、最近の若い方ならヒップホップのこと、ビーフですよね。最近はビーフもeメールの時代ですけどね。え〜、90年代はビーフ、鉄砲を打ち合ったりしたもんですけどね(笑)、ノトーリアス(・B.I.G)が殺されちゃったりなんかしてね、大変だったわけですけども。え〜、最近はね、任侠の方も、ちゃんと外科手術をして第一関節を切除するという時代、ビーフもeメールの時代…という…なんか素敵なんだか、なんだかわかんない時代になってきちゃいましたけれども(笑)。
まあ、ヒップホップと言わず、ジャズと言わず、実のところ「対決の構図」というのは、あの、ブラックカルチャーの基本で、もう必ずタイマンで勝負してどっちが勝つかっていうことに、何でも持ってくんですよね、すべて。まあ、それの一番純化されたのがスポーツ…、ボクシングみたいなのもそうですし、…え〜、言っちゃ裁判みたいなのもね。O.J.シンプソンは…勝ったっていうね(笑)。まあギリギリの発言してますけども。
え〜、とにかく対決なんですよ。ジャズは日本に輸入された時に、大変フィルターが…、ま、当たり前ですけど、輸入文化はフィルターかかりますから。その国なりの、その国が咀嚼したい、しやすいやつは、ドーンと入ってきますし、咀嚼できねえものはこう…濾過…濾過器に引っかかって入ってこないですね。
で、ヒップホップからはさすがに、ビーフビーフってのはつまり口喧嘩っていうかね、お互いけなし合うっていうことなんですが。ジャズの頃はダーティ・ダズンなんつって、汚い言葉でお互いの欠点を言い合って、ウッて相手が言葉に詰まったら負けっていうのが、基本的なコミュニケーションの形の中に、あるんですね。
で、ジャズもカッティング・コンテストっつって、まあ、ゴングショーってのが近いんですけど、演奏しててダメだと、カーン!ってゴング鳴らして「出てけ!」っていう…、それで鳴らされずに完奏されたヤツがオーケーだっていうのが、非常に昔からありまして。
チャーリー・パーカー実は、カンザスシティでカッティング・コンテストで、…まだチャーリー・パーカーチャーリー・パーカーになる前ね…、自己更新されて神になる前にですね、カーン!と鳴らされて、しかもこの人天然ですから、鳴らされたのに気付かずに熱狂的に吹いてて、「帰れ、帰れ!」って何回も何回も鳴らされても熱狂的に吹きまくってて、とうとうあんまり気が付かないんで、シンバルの人が…あ、ドラムの人がシンバル外して投げたっていうね。それがチャーリー・パーカーの目の前にガーン!って落ちて、あ、俺は今首切られたってわかって、もう泣いてね、その場で。泣いて泣いて…「チッキショー、馬鹿野郎!」みたいになって、「俺にゴング鳴らしやがったな。鳴らしただろテメエら、見てろ〜!」ってバーンって出てって、三年間山に籠って一日12時間ずつサックスの修行して、生まれ変わって帰って来たんですよ。そしたらチャーリー・パーカーになってた、っていうのが、チャーリー・パーカーのね、…ま、これジャズファンなら誰でも知ってる話ですが。
まあ、そんなチャーリー・パーカー、今度はロートルどもの首をカッティングする立場にまわるわけですね。ま、カッティングするって、別にチャーリー・パーカーは全然平和的な人間で、ぶつかるわけじゃないんですけども。
この、対決の姿勢ってのが、日本がジャズ文化を輸入した時に、濾過器にかかっちゃって引っかかんなかったもののひとつですね。ヒップホップになって追っかけ、お互い…なんていうんですか、ガンたれてやり合うっていう文化が、こう…。
ま、ジャズはヤンキー文化と結び付いてなかったので、…ヒップホップからはヤンキー文化に翻訳できたから、え〜、ビーフや、タイマンが、無理なく入ってきたんですけど。ジャズはなんだかずいぶん素敵なね、フレッド・アステアかなんかからヒューっと入って来ちゃったんで、まさかそこにタイマンなんかあるわけないだろとばかりに、定着したんですね。ですけどもジャズのその…特にブラックサイドでは…もう全然!…タイマンです。
え〜、ジャズ・アット・ザ・フィルハーモニック、JATPの46年の演奏で、楽曲は「O' Lady Be Good」という曲をやるんですが、これは…ま、そのタイマンの歴史の中でも、ちょっとしたイタズラが仕掛けられており、真相は未だに薮の中なんですが、ま、音から推測していろんなことが解ってきます。「O' Lady Be Good」はですね、戦前…というか戦中にかけて、先ほど番組の最初にご紹介した、チャーリー・パーカーがそのスタイルの母体にしたと言われている、ここも微妙ですけど…研究家の間では、いちおう、一般的には母体にしたと言われているレスター・ヤング、"プレズ"ですね、…レスター・ヤングと共演しています。そしてレスター・ヤングの愛奏曲…好きでよく吹いてた曲なんですね、「O' Lady Be Good」は。この曲をレスター・ヤングチャーリー・パーカーが同じステージに上って演奏する、というのがこの録音です。
チャーリー・パーカー側…、要するにモダンに付く人達ね。モダン側に付く人…、モダンってのはつまり「モダン・ジャズ」っていうんですけど。ビーバップ以降。その前はプレ・モダン・ジャズになりますが。
え〜、モダン側、ビーバップ・サイドに付いてる人達は、こう言います。「チャーリー・パーカーのソロが、あまりに凄過ぎて、もう鬼気迫る…リラックスしたクールな…もうとにかく神演奏をしたので、後誰も続けられなくなって、レスター・ヤングですら尻尾を巻いて逃げたんだ、と。自分の得意な曲なのにもかかわらず。」と。え〜、言われてますし、そうじゃない人達、どっちかっていうとオールド・スタイルが好きで、「チャーリー・パーカーなんかちょっと…、ま、認める、けどさあ…」「ビーバップって認めるけど刺々しいし、生々しくてエグくて嫌よね」っていう人達もいるんです、ジャズファンの中にはね。そういう人達は、これは悪戯で、チャーリー・パーカーに吹かせて、これ…、ステージ上にはですね、ホーン奏者が5人いるんですね、チャーリー・パーカー以外にも3人いるんですよ。で、レスター・ヤングチャーリー・パーカーを除いた3人が口裏を合わせて、後ろに隠れちゃった…っつって。それでパーカーに吹かせて、後、誰も出て行かないことにしような…って口裏を合わせて、ちょっと悪戯をしたんだよね。…っていう説明を取りまして、これはまあ、どっちも紙一重ですよね。
ワタシも今回これの真相に当たるべく、いろんな文献にあたったんですけど、やっぱあんま出てきませんでした。えーと、英文のライナーを読んでも、ま、微妙〜ですね。だから音を聴いて考えてみましょう。この曲がレスター・ヤングの愛奏曲だったということ、そしてこの演奏がセッションだったので、特に誰から吹けよってのは決まってなくて、その場のノリでやってたってことを、最初におことわりした上で聴いてみましょう。
JATPで…、JATPはバンドの名前じゃありません…ライブの名前ですが、…JATPの46年「O' Lady Be Good」です。

(曲をかけながら)
…ピアノ・トリオで演奏が始まります。まだ誰がメロディ、最初のソロをやるかはわかりません。
…「Oh〜、Lady be good〜」(歌う)って曲なんだよね、…だからもうメロディ出てます。
…結果としてパーカーが、第一打席に立ちます。が、パーカーが「えっ?俺?…俺やんの?」って感じで、だんだんマイクに近づいてくるところを、音で確認してください。
…最初はマイク、オフってます。パーカーは。
…まだ出て来ませんね(笑)。…ま、この曲今サビに入っちゃいました。結局ピアノがワンコーラスやっちゃうんですけど。これも例外的です。
…だんだん近くなります、パーカーが。
…もうこの段階でパーカーは、自分の番だってことを知りますね。
…まだリラックスしてますが、パーカーが非常にいい調子だということが、フレージングから伝わってきます。まず音色が割れそうになっているということです、ひとつは。
…あ、これめったにやりません。今のダウン、「プゥーン」ってのは、リズム&ブルーズのフレーズで、あんまりパーカーはやらないんですけど、これ出す時は調子いい時なんですね。
…他のラッパの連中が、パーカーのサポートに入ります。
…ダブルタイム!…こっから倍テンになります。
…こっから超絶技巧のオンパレードになります。
…三連符!…ポリリズムですね。
…これもポリリズム
…今、リードミスしました。たまにリードミスするってことは、入力が強いってことなんで、パーカーが調子良く吹いてる証拠です、これ。
…出ました!今、パーカーのブランド(?)「テケテッテ〜レ〜」で、ブランド(?)、ポンと押したのね。
(パーカーのソロ終わる)
…はい、続きません。大拍手。誰も続きません。
…続きません。…続きません。…ベースソロになってしまうというね(笑)。
…はい。これは5人ラッパがいてセッションやってて、めったにない…めったにっていうか、もうこのトラックでしか無いことです、これ。
…ええ〜?っていう感じだと思いますよ。ベースの人は…文献によれば仕組まれてないですから、何も知らずにやってるんで、ラッパの連中だけが仕組んでますから。
…まあ、多分パーカーはねえ、吹き終わってもうボヤ〜っとしてるか、楽屋でヘロイン打ってるかどっちかだと思うんですけども(笑)。…パーカーは仕事終えました。
…で、こうなっちゃうんですね。
…ちょっと飛ばしますね。長いんでこの演奏。…あ、もうちょっといいかな。
…でも調子いいもんでね、ベースの人も最初は「あれ?俺?」みたいな感じですけど、いい調子になってきました。
…ビリー・ハドノットっていう人ですけどね、ベースね。
…あのメトロノームみたいに聞こえてるカツカツって音は、この人が自分で革靴で床叩いてる音ですね。
…「イエーッ」入りました今。
(大拍手)
…これ何かっていうと、レスター・ヤング達がステージに上がってきたんですね。
…で、ギャグベースが出て。
…ま、レスター・ヤングがちょっと嫌そう(笑)…嫌そうって言ったら、まあ…それはオマエの解釈だろうって感じですけど、ちょっと…出の…行くぞって感じがちょっと欠けますね、フニョ〜っと入ってきました。
…ま、オールドスタイルですね。優しいレスター・ヤングのソロが続きます。
…戦前、戦時中はレスター・ヤングはこの曲の甘い演奏でもう聴衆をブイブイ言わしてたんですけど、それがあの最初のパーカーのヤバイ…超絶技巧の演奏を…前に置かれちゃって、まあ、ベースで露払いかなんかしなければ、続けてはできなかった、っていうのがね。あの…言われてますけど。
…あのレスター・ヤング、別に…レスター・ヤング、ディスってるみたいな話になってきますけど、全然違いますよ。あの…ぼやっとした人でね、この人。…(笑)レスター・ヤングはサックスをね、真横にして吹いてたことで有名ですけど、ちょっと変わった人で…。あの…ジャズファンの間ではやっぱり巨人ですから、尊敬されてますけど、いろんな証言みると、「オマエ、何やってんだよ、今日!」っていうタイプの…、あの…、ちょっと目が飛んだ感じの人だったらしいですよね。ですからこれは、レスター・ヤングがパーカーにビビったんじゃなくて、なんか他のトランペットとかのやつ…有象無象と共にですね(笑)…、有象無象っつったって有名な人達ですけど(笑)、ハワード・マギーとかですけど、…にこう…、まだ行くなって言われて出なかったんだっていう説と、二つあるんだっていう。
…拍手きますね。まあ、これでワタシがもうちょっと意地悪かったら、パーカーが終わったところの拍手と、レスター・ヤングが終わったところの拍手をピックアップして聴き比べて(笑)、どっちがデカかったか…、なーんてことをやって、これこそホントにね、タイマンっていうことになりますが…、さすがにそれはやめときますけども。

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