「極寒の海へ。」


前日の夜は東京でも雪が降る寒さ。
翌日は陽も射していい天気になったとはいえ、路面はあちこち凍結していて、北風がビュービュー吹き付ける寒さ。
こんな日に海に入ろうとする人って……実は結構いたりするんだなこれが。
自分がサーフィン始める以前はこんなこと考えもしなかったのだが、波乗りには雨期とか乾季とか台風とかは関係あっても、春夏秋冬は関係なかったりするらしい。
最近ではドライスーツという、中に水がはいらないスグレモノのウェットスーツも普及してきたので、真冬でも平気で海に入っているサーファーはむしろ増えていたりもする。
とはいえ、それもポイントによるので、千葉でも南と北では水温にずいぶん差があるから、どうしても冬は南のポイントに人が集中しやすくなる。
で、この日キィオラサーフィンスクールに参加した男4人。
行きました、極寒の千葉北に。
…さすがに人、ほとんどいませんでした(笑)。
やった〜貸し切りだ〜と喜んで海に入ったのもつかの間、オフショアの風があまりに強くて、ボードは煽られてしょっちゅうバランスを崩すし、ぼやっとしてるとどんどん沖に流されてしまう。
波はただでさえ小さめなのに、風に抑えられて、割れてきそうでなかなか割れない。要するに乗るのに非常に苦労したわけです。

頼む、風よ止んでくれ〜と願いながらも四苦八苦したが、ほとんど乗ることはできず、ただただ体力を消耗するのみ。
ドライスーツといえど、冷たい風に吹かれているとさすがに寒い。さらにインサイドで無理やり突っ込んでいくと結構パーリングしたので、頭からなんども水中に刺さると、さすがに首から浸水してくる。
3時過ぎにはヘトヘトなのと寒さでガチガチになって、心が折れかけてました。
しかし、皮肉にもそこから風がようやく止んで、波もちょっと良くなってきたりして。
ええ〜、もう体力残ってないよ〜。と半泣きになりながらも、チャレンジすること数十回。ようやく1回テイクオフできたところで、終了。

このところまともに乗れた日がない…と意気消沈してはいるが、こういう悪条件の日を経験しておくことが、いずれきっと役に立つはず…と、またも自分に言い聞かせる。
ヘトヘトになるまで動いたので、晩飯はガッツリ。
ワンタンスープとミニ麻婆豆腐も付いたエビチリセットをたら腹食って、ようやく満足。
次回は3月になるが、3月もまだまだ寒いんだよねえ。しかも風強い日多いし…。

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