「バンドのメンバーを迎えて楽しそうな菊地氏。」

今週の「粋な夜電波」は「どこよりも早いDCPRG特集」と題して、菊地さんのバンドメンバーの中のイケメン3トップのお三方をゲストに迎えてトークを繰り広げていました。
ギターの大村孝佳さん、トランペットの類家心平さん、ドラムの千住宗臣さんの3人は、年齢的にはだいぶ下なのに、威厳を振りかざすこともなく、楽しそうに離す菊地さん。好奇心が衰えず、考えが柔軟で自由だからこそ、若いメンバーにも刺激を受けつつ音楽制作に向かえているのでしょうねえ。
「音楽の話はしません」と言って、ほんとにどうでもいい話しかしなかった(笑)。
先週の予告通り「もしなんかの関係で仕事が一緒になったら、思わずナンパしてしまう芸能人を言え」というお題にゲストのお三方が答えていた部分を文字起こししてみました。
[rakuten:hmvjapan:11807254:detail]

菊地 今日は…音楽の話しませんよ。
千住 ヤバい。
大村 (笑)
菊地 今日はね、大喜利なんで(笑)。
類家 (笑)
菊地 「あいうえお作文」とか。
千住 まったく聞いてなかった。
大村 怖い。
菊地 TBSの人に「黙っててください。」ってね。
類家 (笑)
菊地 いろいろ「好きなアーティストは誰ですか?」みたいな回答は一切いらないんで(笑)。
(中略)
菊地 …あとこっから先は、全部、ぶっちゃけ…女性の話なんで(笑)。
千住 ヤバい。
菊地 (笑)…今の「ヤバい」はやばいですよね。…女性ってあの…プライベートの話なんかしませんよ。神に誓って…はい。
千住 あー、そうですか。
菊地 例えばですね。ま、皆さん、この仕事やってるとですね、女性ヴォーカルのバックとか、いろんなタレントさんとなんかお仕事される機会あるじゃないですか。…まあ、だいたいそんな…絶対ダメですよね。
類家 (笑)
大村 なんちゅう…うかがってるんすか。
菊地 その…一線を越えたらね…ダメでしょ。職業的に、絶対許されません。
千住 うん。
菊地 許されませんけど、時折いるじゃないですか。バンドのギタリストと結婚とか。
千住 うん。
菊地 松たか子さんとかね。
大村 …へえ〜、松たか子さんってそうなん…。
菊地 …何この静かな…(笑)。そうでなくても静かな人々がさらに静かに…。まあまあ、あるわけですよね。時折ね。…そういった可能性が自分に降り掛かったとします。…ね?…つまり、どーしてもいっちゃうんだと。いっちゃうしかないっていう人との仕事が回ってきたとしますね。…ま、お前言わないのか?って話になりますから言いますけど、優香ですけど。
(三人沈黙)
菊地 (笑)
千住 え?…言うか言わないかってこと?
菊地 違う、違いますよ。優香さんですけど!。
千住 ああ〜。
菊地 はい。もう優香だったら…自分に自信がない…ですね。
(三人沈黙)
大村 …いってしまうってことですか?
類家 (笑)
菊地 わかりづらくてすいません。
千住 ついていけない。
菊地 優香知らない?
千住 あ、優香さん、知ってますよ。
菊地 頭に思い浮かびます? 映像…。
千住 はいはい。浮かびます。
菊地 浮かびますよね。…だからワタシにおける優香さん、もしくは関根麻里さんですよね。
類家 (笑)
大村 全然違う人じゃないですか!
菊地 (笑)
千住 関根麻里って誰、誰?
大村 関根さんの…娘さんですよね。
菊地 そう、ラビット関根さんね(笑)。
(中略)
菊地 …まあまあ、そういうね。いるわけですよ。自信がないなって…。もちろん、守りますよ。もちろんね。…守るんだけども、心が相当ぐらつくっていうタレントさんがいるとしたら誰ですか?ってことを、今から紙に書いていただくので。
千住 ええ〜っ…。
(中略)
菊地 …まあいいや、じゃ、回答を(笑)。じゃあ…類家君から。自分で、まず紙を立てて名前を言ってください。類家君が自分に自信が持てないタレントさんは…はい。
類家 僕は…牧瀬里穂さんです。
菊地 あの…根拠は。根拠っていうか、どの点が…?
類家 どう…あのね、90年代が、やっぱ青春だったので(笑)。
菊地 (笑)。
大村 うーん、わかる。
千住 わかる!
菊地 …類家君、類家君。青春が終わったと思ってるの?
類家 いやいや、そんなことないですけど。引きずってるとこあるんですよね。
菊地 あ、引きずってるわけだね。
類家 そうですね。で、多分あの…確かじゃないんですけど、歌出してたんですよね。
菊地 出してるよ。
類家 そうですよね。
菊地 出してる、出してる。
類家 …なんで、まあ。
菊地 ああ〜。…SUPERFLYの後ろで吹いてる類家君も、牧瀬里穂さんのバックバンドになったら、ちょっとギリギリだなって…。
類家 そうですね。ヤバいかもしんない。
菊地 でもそれはだって、NIGOとタイマンするってことになるじゃない。
類家 そうですね(笑)。ちょっと敵に回しずらいですかね。
菊地 90年代にしがみついてるとしたら、NIGOさんを敵に回したらまずいじゃない。
類家 そうですね、まずいですね。
菊地 やっぱAPEのトランペットとか欲しいわけでしょ?(笑)。
類家 そうですね……あの猿…。猿付いたやつ欲しいっすね。
菊地 (笑)…その、類家君のどんなことがあっても「そうですね」って、淡々と先に進むリズムはいつ終わるんですか。
大村 (笑)
千住 優しいなあ…。
菊地 …まあ、牧瀬里穂さんね。
類家 はい。
菊地 わかりました。…これはね、ワタシが類家君の名誉のために言いますけど、何年か前に訊いた時も牧瀬里穂って言ってました(笑)。
類家 あ、ほんとですか。
千住 ああ〜、そうなんや。
大村 ふうん。
菊地 ぶれてない、ぶれてないね。
千住 一貫してる。
類家 はい。
菊地 魚民で訊きました。はい。
大村 魚民…。
菊地 はい、じゃあ千住さん、次お願いします。
千住 あ、オレ?
菊地 千住君の、自信のないタレントさんは…。
千住 キョンキョンです、僕は!
(一同沈黙。)
千住 …あれ?
大村 (笑)「僕は…」って言ったからなんか…。
菊地 KYON×2。小泉今日子さんですね。
千住 はい。
菊地 なるほど。…いつの小泉今日子さん?…今の、もう日本の性格俳優、女優さんと言われる…もう…なんですか…適当に言ってますけど(笑)。…と、「なんてったってアイドル」の頃のKYON×2…。
千住 やっぱ…
菊地 あるいは「KOIZUMI In The House」の頃のポストモダン・アイドルだった頃の…。
千住 でも類家さんと一緒で…90年代のその強烈な印象ってのを、引きずってますね、僕もね。いまだに…そうそう。
菊地 ああ〜。90's KYON×2?
千住 そうそう。
菊地 え?曲でいうと何とか?…「艶姿なーみだむすーめ」とかじゃないの?
千住 曲はね……あんま知らないんですよ。…すいません。
菊地 (笑)
大村 ファン?それ。
菊地 …わかった、わかった…じゃあ…。
大村 …なんなんすか。曲知らないって、全然好きじゃないじゃないですか!
菊地 大村君、キレるよ(笑)。大村君厳しい業界にいるからね。曖昧な答えは許しませんよ。
類家 (笑)
菊地 じゃあ、わかったわかった。曲はわかんなくてもいいから、KYON×2の何を見て、めちゃ好きになったの?
千住 KYON×2…何を見て好きになったのかなあ…。…なんだろう…。
菊地 …類家君がもう退屈してジャケット見始めてるよ。
類家 (笑)
大村 そうですよ〜。
千住 ちょっと〜。
類家 いやいや…すいません。
菊地 (笑)類家くんが「ジャケットどんなんかな〜」って。
類家 気になっちゃって。
大村 高井さんみたいになって…。
類家 (笑)
菊地 …まあ、じゃあ特に理由はないけど大好きなんだ、と。
千住 うーん、そうすね〜。
菊地 なるほどね。はい。…では、え〜、お待たせしました。大村君の…。
大村 はい。僕は真木よう子さんです。
菊地 はい。真木よう子さん。
大村 かっこいいよねえ…。
菊地 はい。ワタシ、真木よう子さんと映画で共演したことがあります。
大村 マジっすか!?
菊地 (笑)真木よう子さんの多分最初の主演映画の原作が私の兄貴でですね。
大村 ええ〜!マジでですか。
菊地 はい。…「雨の街」っていう映画なんですね。その原作小説が菊地秀行さんっていう、私の兄貴が書いてて。よくある話なんですけど、音楽を菊地成孔さんがやってるんです(笑)。
類家 (笑)
大村 へえ〜。
菊地 しかも、これまたよくある話なんですけど、「兄弟で特別出演してください。」って言われて、出てるんですねえ。
千住 へえ〜。
菊地 はい。真木よう子さんと、同じロケバスでね、飯食ったんで。…「あ、こういう人か。」ってね(笑)。
千住 へえ〜、なになに?
菊地 …言えません。オフでお話します。…いや、素敵な方ですけどもね。…その脇に書いてあるのは?
千住 なんなん?
菊地 補佐…これは何ですか?
大村 伊藤美咲さん。
菊地 (笑)もし、ダメだった場合ね。次点、次点が伊藤美咲さん。
大村 そうです。
菊地 はい。
千住 …伊藤…美咲…。
菊地 伊藤美咲、わかりますか?
千住 いや、僕わからへんわ…。
大村 僕、その…なんて言ったらいいんでしょう…キツネ顔?
菊地 はい。
大村 …の方が…。
千住 ああ〜。
菊地 ちょっとこう…鋭角的なね。
大村 そうです。
菊地 目がちょっとどっちかっていうと、垂れてるよりもつってる…。
大村 はい。…が、ちょっとなんかタイプというか。
千住 ふんふんふん。
大村 …で選んだんですけど。
菊地 まあ、年上のチャラいグラビアアイドルなんかじゃないんだ、ということね。
大村 そうです。
菊地 なるほどね。
大村 チャラい…(笑)。
千住 …ん?…あ、オレ?
類家 (笑)
菊地 千住君、芸能界に興味ないでしょ。
千住 …いや、オレ…ちょっとついていけてない。
菊地 いけてない?
千住 …ちょっと勉強しないと…。
大村 え?…二人ともわからないってことですか?。
千住 いや、真木よう子さんはわかります。
菊地 どんな人かわかりますか?
千住 …あの…カッコいい人でしょ?…この…
大村 …なんすか、それ。
千住 …なんていうの、その…センター分け…ちゃうわ。
菊地 (笑)…あのね、ドラムはスゴイからね!
類家 (笑)
菊地 ラジオではこんなんだけどね。ドラムはヤバいから、とにかく。
千住 それだけで選ばれた…。
類家 (笑)
菊地 はい。まあ、もういいでしょうけどね、(自分は)優香。…もしくは関根麻里!(笑)。
(一同爆笑)
菊地 もうね…あの〜、しかもね、一回落ち着いてから久しぶりに「プレイボーイ」に出た優香がハンパない!
類家 (笑)
菊地 読んでないと思うけどね、みんなね。コンビニなんか行かないでしょ?…毎晩行ってますよ、はい。


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