ハマカーン in エンタの味方!爆笑ネタBEST10 [DVD]
- 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
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…放送当日は池上さんの選挙特番に釘付けだったので(笑)。
結果を知ってしまっていたので、気になるコンビのネタの部分だけを観た。
ハマカーンが優勝というのはまったく予想していなくて、…というか、あれほど毎年楽しみにしていた「M-1」と違って、「THE MANZAI」にはあまり興味が持てず、昨年の放送も観ていないし、今回も誰が決勝に出場するのかも知らずにいたのだった。
正直、ハマカーンも「そんな面白いコンビだったっけ?」という印象しかなく、「神田うのの弟がいるコンビ」としか認知していなかった。
しかしお笑いブームも下降ぎみだとはいえ、芸を一生懸命磨いている若手はまだまだたくさんいるのだなあ…と感心した。
ハマカーンも諦めずにがんばっててよかったなあ。
千鳥の1本目、アルコ&ピースの1本目のネタには爆笑したけど、ちゃんとファイナルの2本目で1本目を上回ったのはハマカーンだけだったもの。この優勝には納得。
個人的には笑い飯のネタ、大好きだけど。歌を交互に歌ってアホにアホを重ねてエスカレートしていくというネタは、M-1 2004の「ハッピーバースデー」の印象が強いので、「そのパターンは以前観た」と思われてしまったのかもしれない。
千鳥は前回で手応えを掴んだ変なキャラクター全開のナンセンスな世界をさらに押し広げてきた。名前や言い方で笑いをとるなど、手段を選ばないとこは邪道感があるが、面白いものは面白い。
ボケとツッコミの役割をチェンジしてみたらハマったというハマカーンの例もあるし、アルコ&ピースのツッコミが真に受けすぎるパターンなど、今のお笑いは「ツッコミで笑いをとる」のが主流な中で、千鳥の大吾のボケとしての破壊力は突出している。悪ふざけもここまでくると立派なもんだ(笑)。
昨年のネタを観て、「これは来年ブレイクまちがいなし!」と思ったが、意外にあんまり出て来なかったウーマン・ラッシュアワーも、あの早口で畳み掛けるボケの勢いは健在でうれしかった。来年こそはブレイクまちがいなしだろう。
「M-1」のような真剣勝負感が薄れた「THE MANZAI」は、大会としてどうなのよとも思っていたが、面白いネタがたくさん観れれば、もう十分にいい番組なのだった。
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