「…以外は良かった、『第5次韓流最高会議』」

第113回の「粋な夜電波」は、恒例企画の「第5次韓流最高会議」。
韓東賢さんと田中教順さんを迎えて、韓国のポップミュージックについて語られ、最新の曲もたくさんオンエアされました。
「少女時代」から心が離れかけている教順さんの反応が気になり続けた90分。まとめにかかった番組後半の一部を文字起こししてみました。

菊地 まあ…なにせとにかく今、韓国ってのは…この番組で何回も言ってますけど、要するに…「米軍カルチャーで、ナイトミュージックで、マッチョで、パーティーミュージック」っていうベースがもう…今、ゲップが出るほどきちゃってるんで。
 (笑)。
菊地 そろそろ爽やかなもんを…っつって、アイドルもねえ…去年ソウル行った時は、「AKBみたいなのも…いるわ〜」ってビックリしたんですけど、今、半分ぐらいそうですよね。
 うんうん。
田中 ふーん。
菊地 もう…こういうキャピキャピキャピっていう人達が…
 ああ〜、ありますね。
菊地 半分ぐらいいて、半分はセクシーっていう。
 でもね、キャピキャピもどっか…爽やかじゃないっていうか(笑)。
菊地 ああ〜、爽やかじゃないですね。
 どっか…ねえ?
菊地 やっぱね、あれはね…キャピキャピは日本のもんだと思いますよ。
田中 うーん。
 わざと…なんか、無理が見える。
菊地 あれね、やっぱ…他の人がやんないとわかんないね。あんなん…どの国にもあるんだって思ってたけど。
 もちろんAKBもすごくプロ意識は高いんだけど、でもどうしても…なんか「お水」っぽくなるっていうか(笑)。どこか…キャピキャピはちょっと怖いですね。
菊地 うん。でも、だいぶ増えましたよ、やっぱ。
 うんうんうん。
菊地 だから…韓国内での内需が…まあ、内需は低いんだけど、韓国の場合は。
 うんうん。
菊地 内需に、やっぱり…もう「マッチョ・いいオンナ」っていうのは…
 いやあ、それはそう思います。
菊地 …違う方がいいよ…っていう。
田中 うん。
菊地 メガネ君きたりね、「桐島、部活やめる」感じが…
田中 (笑)。
菊地 …ソウル内にも欲しくなってきてるという感じだと思いますよね。
 ええ、あると思います。
菊地 ま、ま…時間の関係上、今日はかけられませんけど、もうこの手のね…「トラブルメーカー」これも…
 好きですけどね、これ。
菊地 これね。
 ヒョナと…何だっけ?…男の子の名前忘れた。
菊地 JSさん。
 えっ?
菊地 ここではJS名乗ってんですよ。
 あー、そうなんだ。
菊地 これなんかも、もう…ディープ・ハウスですよ。ほんとに。
田中 ふーん。
菊地 …さっきのあれ聞きましょうか。「クレヨン…
 クレポ?
菊地 うん、クレポ。
 クレポは…あれなんですよ。ちょっと独自路線っていうか、サブカル路線で、ちょっと「ももクロ」的な…。
菊地 ワタシが全然知らない、「ももクロ」「の世界。…じゃあ、曲紹介していただけますか。
 はい。「クレヨン・ポップ」の「パパパ」ですね。
菊地 はい、聞いてみましょう。
(曲)

菊地 …ま、これも…あるんだってことですよね。
 あの…ぜひ、PV観てください。かわいいんで。衣装とかもちょっと面白い…ま、サブカルですね。サブカル・アイドル…。
菊地 ま、ま…リスナーの方には伝わってると思いますんで。
 (笑)。
菊地 これ、あるよってことですね。だから、ほんと幅広いですよ。…もうちょっとソウルの話をしたかったんですけどね、今日はとにかくね…田中ちゃんの心が重くてねえ…。
田中 (笑)。
 ねえ…もう…楽しく横で話してていいのか?っていう気持ちでねえ…。
田中 え?…なんでですか、なんでですか!
 2人で「EXO!」とか言ってていいのかって…。
菊地 いいのかな?っていう気持ちですよね。
田中 えええ…(震え声)。
菊地 まあ、田中ちゃんの、今日の「敗残兵ルック」が…
 フフフ…。
菊地 …だんだん、そのままで光輝いてきたっていう感じですけどね。
田中 (笑)。
菊地 まあまあ…アナタの心の中から「少女時代」が無くなっても、ソウルのミュージックはまだいっぱいありますよ、というような結びではありますけど。
田中 うんうん。
 うんうんうん。
菊地 ていうか、まだ無くなってない人もいっぱいいると思いますよね。
 (笑)。
菊地 捲土重来を期待してる人もいるんじゃないですかね。次のシングル…ね。
 うんうん。
田中 …今日、個人的には、「少女時代」以外…全部良かったです。
菊地 (笑)。
 (笑)。
菊地 とどめの…(笑)。
 すごい!(笑)…名言じゃ…
菊地 名言、出ちゃったじゃないですか。
 「以外は」全部良かった?
田中 全部良かった!
菊地 良かったでしょ?
田中 はい。
 「以外は」…(笑)。
菊地 …買い付けてきたのよ(笑)。
 私もオススメを持って来たんです。
田中 ありがとうございます。ありがとうございます。
 やった!
菊地 …そうなのよ。
田中 はい。
菊地 で、ワタシね、10年間居たリトル・ソウルから、今度出ますんで。
 お!…ついに。
菊地 はい。リトル明洞、大久保に居たんですけどね。今日ちょうどね、今、ブースに長沼が居なくて…引っ越しの最中なんでね。
田中 (笑)。
菊地 なので、まあ…そういった…とはいえね、とんでもないとこに引っ越すわけじゃなくて、ちょっと離れるだけなんですけど。
 (笑)。
菊地 ただ中に居て…2004年から居たんですけどね。あそこのリトル・コリアが、どう変遷してきたのかっていうのも含めて、非常に韓国のポップカルチャーの話ってのは、興味深いので。まだまだ「韓流最高会議」は続けていきたいんですけども。
 おっ!
菊地 ま、田中ちゃんの去就だけが問題なので…。
田中 (笑)。

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