「9th Note/Senri Oe」

SonyのReaderを買ったので、何か電子書籍をダウンロードしてみたいと思い…。
ミニッツブックシリーズの、大江千里・著「9th Note」の1〜4巻を購入してみた。
実はReader本体購入前に、何か読みたいものはないのかと電子書籍ストアをのぞいてみて、めぼしを付けていたのだった。
これが読みたいからというのも、Reader購入の決め手のひとつでもあった。

ミニッツブックシリーズというのがどういうのかよくわかっていなかったが、表紙に書かれている「28min」とかいうのが、読み終えるのにかかる平均時間らしい。
要は30分くらいで手軽に読める長さですよ、ということ。
1冊158円という安さなので、試しに読むにもちょうどいい。
しかも、購入時のキャンペーンで1000円分の電子図書券もおまけに付けてもらえたので。
コードを入力して、早速ダウンロード。

やっぱりePubだとファイルサイズも軽いし、表示もスムーズで読みやすい。
「9th Note」は、50歳を目前にして、日本でのキャリアをすべて捨てて、ニューヨークに渡り、音大生としていちからジャズを学び直した著者の、当時の状況が語られたエッセイ。
大江千里はEpic全盛時代直撃世代の自分には、かなり親しみのあるアーティスト。昔はよく聞いていた。
それが最近ジャズピアニストとして再デビューしたと知って、どういう流れでそうなったんだろうと、興味を惹かれていた。
ちょうど40の手習いで音楽理論を勉強し始めた自分の状況にも重ね合わせられるので、大変面白く、すらすら読めた。
4冊に分冊されて出ていたので、これで全部かと思っていたら、まだ全然途中で、ちょうど5巻がまもなくダウンロード開始らしい。
はやく続きが読みたいが、いったいこれ何冊まで続くのだろうか。