「『薄毛』の意識革命。」

「粋な夜電波」第134回放送は、前回に引き続き大友良英さんをゲストに迎えて大放談。
リスナー待望の薄毛トークは、意外にもリアルで真摯に語られ、同士の方々を大いに勇気づける内容となりました。
その一部を文字起こししてみました。
菊地先生と大友氏の仲の良さが電波越しに伝わってくるだけで、とても嬉しい気分になります。このポジティブなヴァイブスを全国にお届けしたというだけでも、ギャラクシー賞に値すると思うのですがねえ。

NHKドラマスペシャル「白洲次郎」オリジナル・サウンドトラック

NHKドラマスペシャル「白洲次郎」オリジナル・サウンドトラック

大友 まあ…毛ぐらい薄くなるわいな!
菊地 まあ、そうね。なんないやつはなんないじゃん、でも…。
大友 なんないやつはなんないよね。
菊地 白くなってないですか?
大友 なってないんだよ。オレさぁ…ウチの親戚で禿げ一人もいないんだよ。
菊地 や、オレもそう。
大友 だから、すごい安心してて。オレは禿げないって。
菊地 何て言うかねぇ…完全に一緒だね。
大友 でもさ、「何でオレだけこんな運命?」って思ってんだけど。
菊地 お爺ちゃんとかじゃないの?
大友 あ、そうか…でも、お爺ちゃん、禿げる前に死んでるからなぁ。
菊地 (笑)。
大友 わかんねぇんだよな。
菊地 なるほど(笑)。その…因子はね。わかんないですよね。
大友 うんうん。
菊地 ウチのね、母方のお爺さんは寿司職人だけど、禿げてた。
大友 ああ、そう。
菊地 で、格好良かった。和服着て、禿げてて寿司握って…
大友 あ、でも、禿げてて格好良い人って、幾らでもいるじゃないすか。
菊地 いや、ていうかね…ここが…今回足んないんで、来年の始まりもよろしくお願いしたいんですけど(笑)。
大友 ええっ!?
菊地 禿げはいいじゃない!
大友 おお。
菊地 禿頭(とくとう)ってのはオレはなんかその…。例えば外国なんか行ったら、禿頭はセクシーだよね。
大友 うん、うん。
菊地 薄毛っていうのは、何か中途半端な奴…みたいなことから…
大友 そう(笑)。
菊地 何かそのさぁ…
大友 薄毛をファッショナブルにするのは、難しく…ないすかね?
菊地 いや!…あのね…頑張りますよ!(笑)。
大友 ちょっとナルちゃんが先鞭を作って、「これがカッコいい!」ってしてくれれば、僕ら後輩はさぁ…
菊地 後輩って…先輩じゃないすか!
大友 ああ…そうか(笑)。
菊地 オレはね、もう50だから無理だと思ってんの。
大友 うん。
菊地 後衛に回ろうと思ってるわけよ。
大友 うんうん。
菊地 なんつったらいいの…その…最前線の人に対してね。
大友 あ、薄毛最前線の人に…
菊地 だから、最前線の若くて必然性のあるジャズミュージシャンなりがいてさ…
大友 うん。
菊地 30代としようか。
大友 うん。
菊地 その人が形を作ってくれれば、オレたちはなんかもう…「Free & Easy」の表紙のさ…デニス・ホッパーとかさ(笑)。
大友 だから、めちゃくちゃカッコいい薄毛のイケてるヤツ=30代が出ればいいってことだよね。
菊地 いやね、オレね、ハッキリ言おうか…探してる、毎日!(笑)。
大友 どこで(笑)。
菊地 だけど、女の子のタレントをやることが最近は多いんで、プロデュースとか。
大友 うん。
菊地 男の子とあんまり会わないんだけど…
大友 うんうん。
菊地 薄めで、すげえイケてて…プレイが。
大友 うん。
菊地 もう才能もスゴいわけ。
大友 もう誰が見てもカッコいい…
菊地 カッコいいの。もう演奏は神懸かってて、もうヤバイわけ。
大友 うん。
菊地 で、薄い!って奴が、まだ見付かってないんで。
大友 30代ね。
菊地 見付かってないのよ。
大友 ちょっといたら是非…この「夜電波」まで報告を。
菊地 そうですね。
大友 うん。
菊地 ていうか、もう…現場歩き回ってますけど、見ないですよね…。ま、「この人がそうですよ。」っていうのがあれば送ってほしいですよね。
大友 うん。
菊地 あのね、オレはね、じゃによって、そんなに増やすためにものすごいお金かけたり…はそんなにしてないの。
大友 うん。
菊地 スカルプD」がいい…テレビでやってるからさ。
大友 うん。
菊地 ただ、そう…シャンプーする時には、毛髪を…脂みたいなのを洗い流すんじゃないんだ、と。そうじゃなくて、毛根をマッサージするのだ、と言われ…
大友 うん。
菊地 だからマッサージ中心にして、三年…って感じですよ。
大友 それは…効果がある?
菊地 いや…あんのかないのか…あれってわかんないじゃん。食い止められてるのかさ…
大友 わかんないよね、そうだよね。
菊地 全然なく、進行してんのかさ。
大友 うんうん。
菊地 ただ、どんどん進行…はしてないの。
大友 あ、そうかそうか。
菊地 うん。で、2007年〜8年にかけて、友達のやってる…ヘアー…何て言うんだ?…ヘッドスパっての?
大友 ああ、はいはい。
菊地 ヘアエステ?…そこではね、結構…漢方だとか…なんかいろんな物を使うんだよ。
大友 うんうん。
菊地 それは飲まなかったんだけど、塗って。あと、毛根をすごく丁寧に掃除しなければいけないっていうんで…
大友 うん。
菊地 純水っていうの?…飲むとくだっちゃうやつ…
大友 ああ、純水ね。
菊地 工業用純水みたいなのを頭に掛けると、毛根が相当クリアになって…
大友 へえ〜。
菊地 そこから薬を含ませると…とかいうのをやったんだけど。
大友 うん。
菊地 もう…ものすごい時間がかかるうえに…
大友 うん。
菊地 オレ結構船酔いが…お互い船酔いがすごいじゃない?(笑)。
大友 そうそう、乗り物酔いダメだよね。
菊地 一回さ…あの…(笑)。
大友 あ、屋形船で遊ぼうって言って…
菊地 一回、粋に遊ぶんだ!っつってさ。
大友 うん。
菊地 いい調子で…オレなんか和服着たりしてさ。
大友 そうそう。
菊地 屋形船行ったら、みんなが楽しんでて、オレたち二人だけ横になっちゃって…(笑)。
大友 そうそうそう(笑)。
菊地 ゲロ吐いて横になってて…あれヤバかったよ(笑)。
大友 そうそう(笑)。みんなが楽しんでる姿を二人でボーッと遠目で見ながら、「うわ、気持ち悪い!」って(笑)。
菊地 余った天ぷらとか、なんかツバメにやったりとかして、いい感じなんだよね。…あ、カモメだカモメ。
大友 楽しそうだったよね、みんな。
菊地 カモメにやったりして、いい調子なのにさ。こっちは横になってピクリとも出来ずさ、「う〜…」とか言って。
大友 「ナルちゃん、これ…オレたちダメだわ…。」っつって。
菊地 「オレは今日、船酔いの薬を飲んで来たけど、ダメだった!」とかさ。
大友 そうそうそう(笑)。
菊地 だから…ダメじゃん。だから、水平になれないの。
大友 うん。
菊地 そのヘッドスパって、水平よりちょっと鋭角に下がんのよ。
大友 うんうん。
菊地 だから、終わるとグラングランになっちゃう、頭が。
大友 ああ〜…ちょっとわかる、それ。
菊地 でね、毎回吐き気がするんで、やめちゃって、もう半年ぐらいで。
大友 あ、そっかそっか。
菊地 で、その半年で…人によってはね、近親者によれば…ま、近くにいる舎弟とかね…
大友 うん。
菊地 近親者によれば、もう「グッと変わった!」と言われる…。
大友 なぬ!?
菊地 (笑)。
大友 ちょっと待って。そういう情報を…注目情報です、みなさん!
菊地 後で紹介しましょうか。
大友 はい!
菊地 でもね〜…そこ二人でやってる人だからね…。
大友 でも、乗り物酔い…乗り物酔いしちゃう(笑)。
菊地 そう、乗り物酔いなんだよ。だからね、あれの洗髪する機械をちょっと…こっちに仰いでくれれば、通えたのかも…って思うんだけど。
大友 そうかそうか。
菊地 値段もそんなに…注ぎ込むっていうほどの額じゃないの。
大友 うんうん。
菊地 ちょっとヘアセットしてもらうのに毛が生えたぐらいの…文字通り毛が生えたぐらいの話で。
大友 うん。
菊地 そんで、もう行かなくなっちゃって、あと「スカルプD」1本ですね。
大友 そうか。
菊地 うん。
大友 薬…効くよ(笑)。
菊地 や〜…飲もうかな(笑)。
大友 (笑)。
菊地 そうか。
大友 オレ、それは…とはいえ、元通りフサフサになるわけじゃないけど、一時期かなりヤバかったのは復活したかな。
菊地 したよね!
大友 うん。
菊地 だからオレ、その「(しんぶん)赤旗」見た時には…背筋がさぁ…(笑)。
大友 いや、あの頃一番ヤバかったんだよ。
菊地 ヤバかったでしょ(笑)。
大友 あれ?…ほんとにオレ、一目散にハゲの道に向かってるな…っていう。
菊地 うん。こないだ、(番組に)チラ寄りされた時に…
大友 うん。
菊地 「増えたんだよ!」って、バッと帽子取った時に…
大友 うん。
菊地 生まれて初めて「この野郎!」って思ったからね(笑)。
大友 (笑)。
菊地 …なんだコイツ?って思って(笑)。
大友 (笑)。
菊地 増えてるよ!って思ってさぁ。
大友 (笑)。
菊地 なんだよ、あれ!…男同士の友情はどうなったんだ?…と。
大友 ああ、あの時…「ピキンッ!」て音がしたもんね(笑)。
菊地 「ピキン!」って音したでしょ?…シュワルツェネッガーとスタローンの友情はどうなったんだ!って思ってさぁ(笑)。
大友 (笑)。
菊地 悔しくて眠れなかった、あの時。みんなに言っちゃって「ねえ、聞いて!」っつって。
大友 (笑)。
菊地 「今日、大友っちに会ったの!」っつって、「ああ、そうですか。」って言われて。
大友 うん。
菊地 「そりゃ会うでしょうね、菊地さんなら…。」っつって。
大友 うん。
菊地 「で、帽子取ったら、生えてやがんだよ!」っつってさ。みんな「ハハ…。」っつってさ(笑)。
大友 (笑)。ま、大部分の人にとっては、どうでもいい話だもんね。
菊地 どうでもいい話だよね(笑)。
大友 ほんとに。
菊地 あの時はね、なんか…動揺したよ、ほんとに。
大友 (笑)。
菊地 だから、それ(薬)はほんとに効くな、と思いましてね。
大友 そうそうそう。
菊地 オレも何にもやってなかったら、わかんないよ。一直線に行ってたのかもしんないけど。
大友 うん。
菊地 だから…この…沢山メールきてるんですよ、ほんとに。切実なんですよ
大友 うん。
菊地 だから、その…まずは二つですよね。二方向ですよ。これはやっぱり…共産主義ってのはね…(笑)
大友 何の話を…(笑)。
菊地 一朝一夕ではね、実現できません。
大友 はい。
菊地 やはり思想面、それから活動面ですよね(笑)。
大友 (笑)。
菊地 だからまずは、若手で…薄い…禿げでもない、禿頭でもない、そしてフサフサでもない…薄めなんだけど、そこが超カッコいいんだ、という日本人…もっと拡げましょうか。アジア人としましょう。
大友 なるほど。それ…要するに、自分を変えるんじゃなくて、周りが変わることによって、自分の意味合いが変わるという…。
菊地 そうです。状況を変えます
大友 革命(笑)。
菊地 これはもう、半島の方でも大陸の方でもね、東南アジアの列島の方でもいいですよ。
大友 うん。
菊地 アジア人のジャズミュージシャン…ジャズじゃないとダメだよね。
大友 ジャズ系。
菊地 ちょっと4ビートとか演る人で、カッコいい!っていう。
大友 禿げてて格好良い。
菊地 …って人が定番になっていって、その感じがセクシーだ!みたいな外国並みのリテラシーが定着すること。ひとつはね。
大友 はい(笑)。
菊地 と同時に…
大友 うん。
菊地 オレたちは、少しずつ増えていくこと(笑)。
大友 つまり、自分自身も努力をする、と。
菊地 そうですよ。
大友 (笑)。
菊地 まあ、努力の中には…その若さの最前線にいる人を、後方から支援するっていうことがありますけどね(笑)。
大友 (笑)。
菊地 いずれにせよね、お互いもう…無責任な事は言ってられない立場なわけだから…(笑)。
大友 むちゃくちゃ無責任な事言い続けてる!(笑)。
菊地 (笑)。
大友 これ…いいんですか、TBS?
菊地 大丈夫だと思いますよ。
大友 (笑)。
菊地 でね、分かってほしいのは…
大友 うん。
菊地 過剰にカッコ悪いと…思わないでほしいってことよ(笑)。
大友 (笑)。悩んどいて言うのも何ですが…って。
菊地 いやいや、そうそうそう。オレもね、「もうダメだ、おしまいだ。これはとてもじゃないけど、秘密にしなければ!」と思ってるわけじゃないの。
大友 うん。オレも全然そうは思ってない。
菊地 うん。思ってないの。そのぐらいの感覚が必要で、何でも気持ちの問題じゃないですか。
大友 (笑)。
菊地 だから…すごい内向きに内向きになっちゃう人とかさ…いるじゃない。
大友 いや、むしろネタだと思ってるけどね、オレは(笑)。
菊地 そうね。
大友 そうだよね。
菊地 オレはマジに…たまにその…アメリカのオヤジ系の雑誌とか見ると、「アメリカのオヤジ系の雑誌」って何だよって話だけど、ファッション誌だけどさ。
大友 うん。
菊地 壮年用のカジュアルファッション誌とか見ると、やっぱり…向こうは「禿げ、カッコいい!」ってのが、ほんとにきれいにアートディレクションに入ってるから。
大友 入ってるよね。
菊地 入ってる。
大友 禿げ率高いしね。
菊地 高い高い。だから全然大丈夫なの。…ただ、日本人がやると、ちょっと貧相になってしまったりするっていうのがあるので。
大友 うん。
菊地 そこに関するいろんなことに…取り組んでいきたいなと思ってますね(笑)。
大友 (笑)。
菊地 そうですよ。後は、帽子の問題に関しては、我々を大いに参考にしてほしいですよね。
大友 はい。我々…いや、オレはあんまり我々とか言えねえや。
菊地 学帽が恥ずかしかったから、似合わねえしどうせ…と思ってても…
大友 ああ、そうかそうか。
菊地 そんなことないもんね。
大友 うん。
菊地 なんとかなりますよ。それなりに自分でこう…センスがあればさ。
大友 うん。
菊地 ま、センスがなくても、誰かの真似でもいいんで。
大友 うん。いや、でもさ、帽子…悪くないよね。
菊地 悪くない全然。
大友 オレさ、それまで全然着てる物に気を遣わなかったのが、生まれて初めてですよ、自分で。
菊地 はい。
大友 なんか選ぶって。だから、まあ…失敗したとしても、面白えなと思ってんだけど。
菊地 あ、帽子は選んでるってことね。
大友 初めて。だから、あんまりセンスが良くないのも選んでしまうのですが。
菊地 いや、これからの楽しみじゃないすか。
大友 でもさ、知り合いになったりするわけだよ、帽子屋さんの人と。
菊地 でしょ。
大友 うん。レコード屋さんや楽器屋さんとは知り合いになったことあるけど、服屋と知り合いになったこと、一度も無かったの、今まで。
菊地 そうか。そうだったよね(笑)。
大友 うん。だって、貰った服しか着てないだもん。フェスティバルとかで(笑)。
菊地 でもさ、今、店の人間と知り合いになったら大変ですよ。「『あまちゃん』の!」って言われるからさ、向こうだって盛り上がるよ。
大友 いや…。
菊地 「こちら大友さん…これがもうお似合いで…。」とか、なってくるよ絶対。
大友 そ、そう?
菊地 芸能人とある意味同じですよ、そういうとこは。
大友 うん。…すごい無頓着だね、そこらへんは。
菊地 まあ、でもそこで自然に…
大友 いやいや、面白えなと思って。
菊地 だよね。
大友 帽子ってこんないろんなのあるんだって。
菊地 だから今度は上からでね。帽子がこれなら服はこれだ…とかなってくるでしょ。
大友 ああ、そうそう。帽子とこの服は似合わないねって、オレでも気付くね。
菊地 でしょ。
大友 時々。あ、ヤベえなこれっていう。
菊地 なんかおかしいなって感じる時あるでしょ(笑)。
大友 で、それまで鏡って見なかったの、オレ。
菊地 鏡見ない人だよね。
大友 全然見なかった。髭剃る時しか見ないもん。
菊地 鏡が嫌だったんでしょ。
大友 うん、嫌い。だってろくでもない顔だし、目細いし。
菊地 (笑)。
大友 目開いてんだか開いてないんだかわかんないし。
菊地 ああ、そういう感じなんだ。
大友 うん。全然鏡なんか見たくもなかったんだけど、帽子かぶる時だけ、さすがに見るようになると。
菊地 なるほどなるほど。
大友 服と…あれ?っていう…。
菊地 ね。だから54からでもまったく遅くないってことですよ。
大友 54でこんな程度だから。
菊地 まったく遅くないですよ、ほんとに。
大友 うん。
菊地 ま、結局2週やってわかったことは…
大友 うん。
菊地 ほとんどのことは成り行き任せで生きてんだけど…
大友 そうね(笑)。
菊地 毛髪に関するコンセプトだけは、ちょっとは考えてるし、近未来に対して青年のような夢を持ってるんだってことだよね(笑)。
大友 そう。初めて未来について切実な思いで考え…
菊地 これさぁ…フェニックス賞」とか獲っちゃうかもしんない。
大友 フェニックス賞」って何?
菊地 ラジオ番組が獲る賞(笑)。
大友 ああ〜。
菊地 あ、「ギャラクシー賞」だ!(笑)。
大友 ダメだ。賞の名前すら間違えてるから(笑)。
菊地 ギャラクシー賞」獲っちゃうかもしんないよ。
大友 う、う〜ん…はい。
菊地 だから、たくさんの人に勇気を与えた回になったね、これね(笑)。
大友 ほんっとにもう…変わってねえなあ…この感じ(笑)。

※文字起こしの「NAVERまとめ」あります。