「カマベロにクイ研?」

「粋な夜電波」第164回放送はフリースタイル。
新宿二丁目で採取した最新WBO話、「『カマベロ』で『クイ研』を発見した話」が爆笑モノだったので、文字起こししてみました。
…あ、あそこのベローチェか…今度行ってみようかな?とも思うけど、ちょっと勇気いるかも(笑)。

ヤケティ・ヤック

ヤケティ・ヤック

はい、リーバー=ストーラー・ビッグ・バンドで「監獄ロック」でした。涼しげですね〜。
とにかく今日はもう…暑いんで、暑気払いの涼しげな曲ばっかり集めてきました。
(メールを読んで)
まあ、前も言いましたけど、越したけど(歌舞伎町に)行ってますよ。中をぐるぐる…暮らしてた時みたいに徘徊はしてないですけども。
そうですね、エジンバラがね…ま、このメールで言いたい事は、エジンバラが閉店したってことだと思うんですけど(笑)。
エジンバラもだいぶワタシお世話になりましたのでね。「珈琲貴族エジンバラ」ってのがあるんですよね。これがシダックスの隣かな?…歌舞伎町っていうか、もう出口ですよね。靖国通り沿いですけどね。まあ、老舗の朝までやってる喫茶店なんですけど…閉店しまして。ま、時の流れというのは…ね。
まあ、風林会館のパリジェンヌに希望を託しておられますが、風林会館のパリジェンヌは、もうとっくに終わってますので。…終わってるっていうか、まだありますけどね。
最初のあの…銃撃戦のあとが残ってる…水槽の脇に弾痕が(笑)…ピストルの弾あとがそのまま生々しく残ってた時代のパリジェンヌってのは、ワタシが越して2年間でしたからね。ワタシが越して3年目にファミレスみたいになっちゃって。
まあ、それでもね、トイレ行くのにでっかい鍵持って行かなきゃいけないっていう…。それはどうしてかっていうと、まあ、あの…話がヤバヤバになりますけど、ヒットマン防止のために…トイレで武装しないためにですね、必ずトイレに行く時に、こんな…デカい錠を持たされるっていう店だったんですけど。
でも、もうね、そういう時代じゃないですよ…ね、歌舞伎町も
歌舞伎町は歌舞伎町で、違う動きが出てるんですけどね、ま…どっちかっていうと大久保寄りですけどね。こうした話もまたおいおい…フィールドワークの結果としてお知らせしてゆきたいと思いますけどね、はい。
そんで、じゃあ何処行ってんのかっていうと、ま…「カマベロ」なんですよね。
「カマベロ」も、もうずっと聞いてる方には、もうどこだかすぐ分かると思うんですけど、それこそですね、エジンバラと同じ靖国通りをずーっと四谷方面に来て、二丁目の出口ですよね。
二丁目ね、ゲイピープルのみなさんの天国…二丁目ベローチェがあるんですよね。これはあの…近隣の人々に「カマベロ」って呼ばれてるんですよ。で、まあ…そういうとこです。
これは番組で何回か言ったんで、繰り返しになっちゃうんですけど、男子トイレ入りますよね、入ると…ビリビリに切り裂かれたTシャツが床に踏み付けられて置いてあるような店で(笑)。ま、痴話喧嘩なんでしょうけども。
そういった方が…メインですね。まあ、こないだも行ったばっかりですけど、8割そうですね。
ただね、カマベロにはそうやって不思議なところがいっぱいあるんですけど、ベローチェっていっぱいあるわけですよね。で、トイレがこう…付いてるわけでしょ。男子用、女子用でね。で、カマベロに限ってなぜか、女子トイレが2、男子トイレが1だってのが…爆笑するほどのことじゃないんですけど、なんか毎回行くと可笑しくて。2つ…逆にすればいいのに…っていうより、要らないぐらいなんですけど。…ま、要らなくはないか、昼とかは来るからね。
なんですけどね、カマベロの男子トイレが1、女子トイレ2ってのは、実のところこれはトリビアっていうか、よく通ってる方にしかね、分かんないんですけど。
こないだ…これもね、オチのある話でもなんでもないんですけど、全然(笑)。
オカマちゃんの「クイ研」がいた…っていう、ちょっと…ただ単に変わった話なんですけど。「クイ研」って分かりますか?…クイズ研究会。まだあんですね。
あれは…アタシが幾つぐらいの時ですかねえ。30代かなあ。
アメリカに行きたいかぁ〜!」っつって…あ、福留功男さん、ね?トメさん…が、「アメリカに行きたいかぁ〜!」っつって、クイズに正解しながらニューヨークに行くっていう。
で、まあ…各大学にクイズ研究会があって、「クイ研」っていうわけね。「落研」「ジャズ研」みたいなもんですけどね。「ジャズ研」は何も省略されてないですけど。
まあとにかくそういう人たちですよ。ま、どうなんだろう…想像つきますかね?
二丁目の出口にあるベローチェは、とにかく…見渡す限りですよ。で、もうみなさん、とても清潔で、この季節なんか焼いてる方も多くてですね…タンニングね。
ほいで会話がこう…非常に楽しく話される。ま、非常に楽しげでしょ。「ゲイ」って言葉は「楽しむ」って意味ですからね。
ま、非常にそういう感じですから、入ったりなんかすると、ものすごい賑やかなわけ。いろんな会話が聞こえてくるんですけど。
「…『豆』『最大』…。」「うーん…『そら豆』!」っつってるんですよ(笑)。
片方が問題出して、片方が答えてるんですよね。ヒントっていうか(笑)。
ほいで、「じゃあ…」っつって、「うん。」
「『柑橘系』『消費量最多』…。」「…『レモン』。」「ピンポーン!」ってやってんですよ。
あ、クイ研だ!って思って。遊んでるだけかな?この二人…ただイチャついてるだけかな、そんなことしながらって思ったんですけど。ま、それにしても…って思って話聞いてたら、やっぱクイ研なんですよね。
どっかの大学のクイ研なんだか、二丁目にクイズ研究会があるんだかなんだかわかんない…ワタシは、ワタシ自身はいっぱい友達いますけども、オカマちゃんもトランスの人も、同一性障害の人も友達でいますし、ありとあらゆるセクシュアリティの友人がいますが、ワタシ自身は…とてもつまんねえ男で、普通のストレートですから…なので、二丁目で遊ぶって言ったところで、たかが知れてるんですけど。
ま、二丁目にクイズ研究会があっても面白いですよね(笑)。「ウチらは『二丁目クイ研』よ。」ってのがあったら面白いですけど。
ヒントふたつでずっとやってたんですよ、二人が。そいで…「ひとつにしてみないか?」って話になって(笑)。
そいで「無理よ、ひとつは。」って言ってるんですね。「だって…『豆』『最大』…これだって、『そら豆』が当たるのは相当勘がいい。」って言ってんの。
で、「それが『最大』だけとか、『豆』だけだったら、絶対に『そら豆』に行き着くわけないじゃない。」っつって…ま、まあそうだね。
「『柑橘類』つったって、それはもう『消費量最大』って言わないと、『レモン』に結び付かない。一個なんて絶対無理よ!」って言ったら、「じゃあ…」っつって。
「…『棘』。」っつってんですよ。「…あ、『薔薇』!」っつって(笑)。「薔薇」に敏感なのかな?とも一瞬思ったんですけど、いやいや…あ、さすが!みたいな感じになって。
その後に…片方がすごくて、いっぱい湧いてきたんですね、やっぱ降りてきたっていうかね。
そいで、「…『無塩』。」っつって、「あ、『バター』?」っつって。「ま、『バター』か『ガソリン』よね。まあまあ、『塩』の方だから、ちゃんと出題がフリップに出れば、絶対『バター』に一発でいく。」「いく、いく!」って、だんだん盛り上がってきて。
で、「『とりあえず』。」「『ビール』!」って(笑)…これはもういけるんだ!ってことになって。
「あ、もう全然だいじょぶ、全然だいじょぶ。めちゃめちゃ浮かんできたから…『カボチャ』。」「『馬車』!」
…いや、『煮付け』の可能性もあるんじゃないか?って思ったんですけど。
「『カボチャ』!」「『馬車』!」って、二人スイングし始めて、グルーヴし出しちゃったんで、いい調子になっちゃって。「『カボチャ』!」「『馬車』!」…で、「『グランド』!」「『ピアノ』!」っつってね。
『とろける』!」『チーズ』!」…って(笑)。
それはただ単に一個の固有名詞を二つに割ってるだけじゃないか!と思ったんですけど。「『とろける』!」「『チーズ』!」つって、もう腰が浮いてるわけ。
で、「『鼻にやさしい』…」「『ティッシュ』!」って言って(笑)。
「『お湯割り』…」って言ったら「『焼酎』!」って言って、思わず抱き合ってチューしてたっていうね(笑)。
ま、それだけのことなんですけど、人が盛り上がるのは楽しそうでいいな〜っていうことですけどね。


Methods

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