「『MADURO』は何号まで継続するか。」

「粋な夜電波」第174回は、なにげにシーズン7の最終回。
改編時期に番組継続を気にしなくてよくなったほど、ラジオ番組としての評価を確立したかのようですが、内容は気まぐれで脱線・逸脱もお構いなし(笑)。
今回は、手元に置いた「やんジーのための新雑誌『MADURO』」創刊号のページをめくりながら、その面白さについて語るという自由なトークに爆笑しました。
その一部を文字起こししてみました。

『MADURO』創刊しました!
思えばこのシーズン7が始まった時に、創刊準備号ってのが出て、「こんな雑誌が出るのだろうか、どうだろうか?」…しばらくメールに「『MADURO』が出るか出ないか」を、名前の脇に書いて下さいっつったら、ほとんどのメールに「『MADURO』は創刊されない」っていう(笑)…書き込みがあったんですけどね。
結果、シーズン7が終わる頃には、その答えが出てるっていうね、まるで…すごいですよね…シーズンの始まりに謎が投げかけられて、最終回にはきれいに答え出ましたからね。
昨日買ってまいりました、創刊号発売されました。分厚いですな。
〈やんちゃジジイの煩悩108 金は残すな!自分で使え!〉って書いてありますからね(笑)。素晴らしいです、『MADURO』。
まあ、その他にもですな…ラジオ番組でテレビ番組の話したりですね、雑誌の話して時間稼ぐってのは最低最悪だと思うんですけども(笑)。
とはいえ『MADURO』と共に歩みますかな〜。シーズン8はな〜。
〈全国一千万人の「やんジー」の皆様、金は残すな!自分で使え!〉…とにかくこれですよね、金は残さないんだ、と。
…コンビニで買って見てみてください(笑)。
セブン&アイ出版ですね。ま、こういうご時世ですから、検索すれば「どんな人が作ってる」とかね、「伝説のあの雑誌作ってた人が作ってたんすよ〜。」とか何とか、いろんな御託も並んでますので。
そうですね…ワタシが折り目入れたのはですね、結構厚いんですけどね…とにかく、「シーズン7の最初の頃聞いてねえから、その話知らねえや。」って方に、これはとにかく、「やんジー」ってのは「やんちゃジジイ」って意味で、これは簡単に言うと、男性の60歳以上のライフスタイル雑誌です。『LEON』…「ちょいワル」の60代以上版ですよね。オーバー60版だということで、まだワタシですら、これは読むべきマーケットターゲットではない雑誌で、もう…スゴイですよ。
〈ピアノが弾けるヤツになりたい!〉っつってね、若い女の子とデートするジジイのための雑誌なんですけども(笑)、そのためにピアノは数小節を特訓すんの、短いフレーズを。
それで、ピアノがあるバーに行って、ほんの一瞬、その完璧に練習したフレーズだけを弾いて、「ま、チョットだけだけどネ。」っつって「披露するわ。」っつってパパッと弾いてですね。そのために地獄の特訓をするんですけども。そうすっと女の子が…濡れまっせ!っていう…まーまー、下品極まりない雑誌ですよね(笑)。
隣のページにはですね、〈イタリア料理はホームレストランがいい!〉っつって、ホームレストランてのは、自宅でやってるかのようなレストランなんですね。
紹介されてるのがですね、ま、出ましたね…「エリオ・ロカンダ・イタリアーナ」…これはまあ何て言うか…有名な店なんですけどね。やっぱり狙い目はこういう所なんでしょうね。
これもスゴイですよ。〈男の憧れ 隠し財産を保管したい!〉…ヤッバいですよね(笑)。
あとね、これもヤバいですよ。あ、煩悩になってんだ、これ。煩悩1〜108になってんの。笑っちゃうね、これ。いいですね。
煩悩の98番目は〈姫ーナのM…〉…あ、「姫ーナ」ってのがその…若い女の子ね。若い女の子は、自分と同い年ぐらいの男の子が草食系になって、二次元の女の子ばっかり好きになってしまい、デートしたり食事を奢ってくれたり旅行に連れて行ってくれないから、勢い、オッサン達になだれ込むっていう(笑)…まーまー、そういう目論見でこの雑誌全体が成り立っている、その若い女の子を「姫ーナ」って言うんですよね。
そんで、自分の奥様も含めた同年輩の「昔はブイブイ言わせてたけども、今でもキレイなんだけど、とはいえもう年配になっちゃったね。」っていう人達の事は「魔ージョ」っていうんですよね。
まあ…2号ですかね、廃刊まで(笑)。あの…もっと行くと思いますけどね。
でね、〈姫ーナのMっ気をこっそり引き出したい!〉って書いてあって、これで…何だと思いますか?
オッサンが若い女の子のMっ気をこっそり引き出したい…まあ、いいでしょう、別にそんな事があったってね。悪かないと思いますけど。
その方法が書いてあるのね。これは…スゴイです、ドーン!っていう方法なんですけど。
これはレストランで…(笑)…レストラン行って、コソッと「ワインボトルの亀甲縛り」ってね。
もう今…戸波ディレクターの目が真ん丸になりましたけどね(笑)。
「ワインボトルの亀甲縛り」ってのはどういうことかって言うと、まあ…ここ、写真にはね、オーパス・ワンが…オーパス・ワンってのは、アメリカのナパ・ヴァレーの一番高いやつですよね、そのオーパス・ワン…お、ヤベーな、しかも2005年…ままま…何でもいいですけど。
ま、ワインを頼むでしょ。そのワインに、コソコソッとそのソムリエにですね、「亀甲縛りしてくれ。」っつって、紐でですね…ていうか糸だねこれ、どっちかって言うと…糸で、ワインの瓶を亀甲縛りにして出してもらうの(笑)。
そんな事できる?(笑)…いるのかな、そんな事できるソムリエが。どうなんだろうか。
で、「…ほらっ。」っつって(笑)。ワインが亀甲縛りになってんのを見せて、女の子の頬っぺたが赤くなるのを期待するっていう(笑)。
ま、その…悪ノリの雑誌ですよね。ただ、革靴だ時計だっつーガチの情報がバンバン出てまして、コートだジャケットはね。ただ、こういう遊びのページがあるんですよね。
で、〈姫ーナのMっ気をこっそり引き出すのは、ワインの亀甲縛りです。〉…こんなことやってくれるレストランは地球上にありません!(笑)。
「ある!」って言われて怒られちゃったら、どうしよう(笑)。

ラテン・ジャズ・クインテット・ウィズ・エリック・ドルフィー

ラテン・ジャズ・クインテット・ウィズ・エリック・ドルフィー

※文字起こしの「NAVERまとめ」あります。