「ストレイト・アウタ・コンプトン」



久々に渋谷のシネクイント。
「ストレイト・アウタ・コンプトン」を観た。

N.W.Aどころか、ギャングスタ・ラップについての知識はほとんどなく、どちらかというと音楽的に苦手意識もあった。
個人的には、暴力的な表現が苦手というのもあるし、このジャンルの流行のせいで、日本のヒップホップシーンもヤンキーカルチャーと結びついてしまったのだという元凶的な扱い。
まあ、でもドキュメンタリーではなく劇映画だから、面白ければいいだろうと。

実際、かなり面白かった。
先日の「粋な夜電波」のホーリー・ヒップホップ・アワーで、Moeさんが言っていたのとほぼ同じ感想。
「G-Rapって苦手意識あったけど…こんなにアガるトラックなんや〜!」
黒人だからというあまりに理不尽な扱いを受けての「Fxxk tha police」には、単純に「そーだ、言ってやれ!」と丸乗りしたし、グループが快進撃を続ける時のライブシーンにはガチアガりした。
青春映画としてもかなりよい出来で、これが興行収入1位になるとは、やはりすごいな全米。

パンフレットも買った。
これからN.W.Aの音源も聞いていこうと思って。
アイス・キューブ役の子、似過ぎ!…と思ったら息子かーい。