【CD】CAKE/The Trash Can Sinatras

ケーキ(+6)

ケーキ(+6)

今となっては懐かしい、ブリリアントなギターサウンドネオアコバンド代表格のトラキャン、90年発表ののデビュー・アルバム。
昨年ひっそりと復活アルバムを出し、この5月に久しぶりの来日も決定したとゆーので(@渋谷CLUB QUATRO)、観に行こうかどうしようか迷っているところ。ずいぶん聴いてなかった本作を含む過去3枚をiPODに入れて、只今トラキャン再評価キャンペーン実施中。確かに、地味ながらいい曲がそろっていて、今聴いてもあまり古さを感じない名盤だと思う。ただ、乱暴なのを承知で言いきってしまうと、「トラキャンとゆーと1枚目の1曲目に尽きる」んだよねえ。この「Obscurity Knocks」のイントロがなった瞬間の胸の高鳴りがMAXで、それに匹敵する感動を与えてくれる曲を生み出せていないのが、その後セールスに伸び悩み、このバンドが苦労している原因なのではないかと思ってしまう。純度が高すぎるのも考えもんか?でもネオアコのバンドってそういうの多いし、そこが魅力でもあるんですが。