【FOOD】「池袋・永利の棒棒鶏」


休日出勤をそこそこに切り上げ、友人と池袋で待ち合わせて軽く呑むことになった。その友人に「うまい中華屋がある」と連れられて行った「永利」(何て読むのかな?わからない)という店は、池袋駅北口の風俗店が並ぶ怪しい一角を通り抜けた、みゆき通りの商店街の奥にあった。階段を下りた半地下の店の前にはすでに何組か待っていて、店内も満席。これだけ流行っているってことは結構有名な店なのかな・・・でも周りから聞こえてくるのはほとんど中国語。この友人には以前、新宿東口の大久保方面にある怪しい中華屋を教えてもらったのだが、そこと同様、ここも「中国の方が集まる中華料理店」のようだ。
本国の方が認めているってことは味は確かなんだよね。むしろ日本人向けにアレンジされ過ぎていない「本場の味」に近いとゆーか。しかしこの店の料理で驚かされたのは、その量の多さ!冷菜にバンバンジーを注文してみたら、大皿に敷き詰めたキュウリの細切りの上に茹でた鶏肉の胸肉一枚分がどーんと盛られ、これでもかとゆーくらいに胡麻味噌ダレがかけられた物が出てきた。・・・ちょっとしたツマミのつもりだったのに。ふと周りを見ると、各テーブルに乗っている料理の数々の、いずれも量が半端ない(「も、マジ、ハンパねえ〜っ、ハンパねえ〜」とトータルテンボス白木屋の店長キャラのほうが絶叫しそう・・・)。

牛の背骨の固まりがゴロゴロ詰まれた大皿など見た目で圧倒される。そんな料理を、早口・大声の中国語でマシンガン・トークを繰り広げながらガシガシ食っていく中国人のパワーを目の当たりにして、しばらく絶句。
我々も負けじと食おうと思い直して、他に干し豆腐の炒め物と、牛肉の炒め物の2皿を頼んでみたが、いずれも一皿で3〜4人前はありそうな量。たまたまその二品は辛い味付けだったので、二人して汗かきながら懸命に食い続けたけど、食べきれず。
値段も安いので、4、5人連れてみんなで食うのに適していそうだ。またマニアックな店を教えてもらった。