【EVENT】「DESIGN FESTA vol.21@東京ビッグサイト」

年2回開催されている大規模なアートイベント。前年に引き続き、出展者側のちょっとしたお手伝いをさせてもらえることになり、今回は開場前の朝7時からの開場入り。場所は毎回お台場の国際展示場(東京ビッグサイト)で変わらないのだが、今回は昨年と反対側の東ホールを3つ分使って行われた。中央ロビーを隔てない分、会場を行き来する自由度は多少制限されるが、すべての出展ブースが広いひとつのスペースにずらっと並び、見やすくなったし、観客も増えてより熱気に満ちていたような気がする。
回を重ねる度に出展者のレベルも上がってきているという印象も受けた。何でもアリの自由なイベントだし、作品を観てもらう絶好の機会だから、自己満足大いに結構。フリーマーケットのようなノリで全然OKだとは思うのだが、やはり観に来ているお客さんも「自分も表現したい」と思っている人も多いので、観る目も肥えているし、なかなか評価も手厳しい。そんな中でやはり毎回参加している常連のブースというのは、特に人気が高い。衣服を扱っているところなど、プロブースも多く参加しているのは確かだが、一般参加もTシャツやアクセサリー、ポスターやポストカード、フィギュアなど、自作でも、より商品であることを意識して作られたものが多く見られた。なかなか普段店では買えないようなグッズを求めて買い漁るお客さんも少なくないようだ。
特にお目当てのブースがなくても、パフォーマンスステージもあり、屋外ではライヴ演奏もあり、飲食スペースも充実しているので、ほんとに「お祭り」 として楽しめるイベントだと思う。参加する方も楽しんでいるので、活気もあっていい雰囲気だ。
閉店後の後片づけも含めて、まる1日会場内で過ごしたけれども、今年はとくにあっという間に時間が過ぎた。「また来年」と言うのが少しさみしいくらい。余韻を残しつつ疲れた身体を家まで運ぶ。とても充実した1日。