【TV】「キリンカップサッカー 日本対UAE」

あにやってるだあよ〜ジーコっ！・・・と志村けん調のツッコミを力無く入れるのが精一杯の、もはや諦めの境地。
先日のペルー戦なんか、そんな試合が組まれていたことも忘れていたくらい、日に日にサッカーに対して熱が冷めていく。
今回のUAE戦で、ペルー戦での敗戦をどう修正してくるかというところを見所にして、久しぶりにじっくり代表の試合を観てみようと思ったのだが、相変わらずなかなかフィニッシュに持っていけないまどろっこしい試合運びに退屈し、気づいたら寝てしまっていた。
起きたら、あれ？UAEに点が入っている・・・ビデオの追っかけ再生だったのに、巻き戻して得点シーンを見直す気力もなく、「あー
どーせこのまま点が取れなくて負けだあ」と思っていたら、やっぱり負けた。
緩急を付けられる小野伸二のセンスの良さと、右サイドの梶のがんばりには目をみはるものがあったけれども、やはりチーム全体として点を奪いにいく気迫みたいなものが感じられず、観ていても退屈な試合だった。この試合、あまり調子が良くなかった小笠原だが、相変わらず「ここには本来ならヒデが入りますよ」という代用品のような扱い。もっと奮起して欲しいところだ。
稲本の調子も上がってきているようだし、中沢、俊輔、高原などが戻ってくれば・・・というところに期待せざるを得ないが、個人の力でどうにかなるような感じじゃなくなっているなあ。チームとしての決まり事の無さは深刻だと思う。トルシエと違って「選手の自発性を重んじる」のがジーコのサッカーだとはいえ、少なくとも一発のカウンターで守備が崩壊している現状には、もっと危機感を持ってもらわないと。
アジア最終予選をなんとか勝ち上がったとしても、このままではワールドカップ本戦で通用しないのは目に見えているし、「結局世界との差はまだまだ大きかった」なんてゆー結論じゃ、昔となんにも変わっちゃいないじゃないか〜。