Geniusプレイリスト。

itunesが8.0にヴァージョンアップされた際に追加された新機能。
ランダムに選曲してくれる機能なら、パーティシャッフルとかも以前からあったし、特に真新しい感じはしなかったのだが、使い始めてみると、これがなかなかどうしてツボを押さえた選曲をかましてくれよります。
好みの曲を1曲再生中にGeniusボタンをクリックすると、「その再生中の曲が好みならきっと他のこの曲も気に入るんじゃないですか?」と提案をしてくれている感じ。必ずしも同じジャンルや同じテンポの曲ばかりをチョイスするわけでもなく、意外なところからも引っ張ってくるので、特にiPod Shuffleを普段利用しているワタシにとっては次に流れる曲の意外性とかを楽しんでいるところもあるので、なかなかいい機能なのかもしれない。
今日はベースとなる曲を、くるりの「アナーキー・イン・ザ・ムジーク」で設定したリストで聴いてみた。
似たような曲っつーことで、エレカシの「ガストロンジャー」をチョイスしてくるあたりは「わかってらっしゃる!」という感じ。
さらに、ストレイテナーフジファブリックZAZEN BOYSなど、くるり好きならきっと聴いていそうな邦楽勢力の楽曲の合間に、BeckPrimal ScreamArctic Monkeysなど、洋楽も違和感なく織り交ぜてくる。まるでタナソウ田中宗一郎)が選曲しているかのようなプレイリストじゃない?。
が、ほぼ納得の選曲の中にも、たまーにコブクロ的な曲が流れてきたりして、思わず「ん?」と首をかしげたくなることもあった。
そもそもこんな曲、オレ、ライブラリに追加してたっけ? CD持ってすらいないのに…。
…あと気になったのは、FratellisやSteriogramなど、iPodのCM曲が結構な頻度で流れてくること。これって意図的なんじゃないかと勘ぐってしまうね。
まあ、こっそりこういう曲を混ぜてくるあたりが、ジーニアス!ってことなのかもしれないけど。