フェデラー勝負強いなあ。

熱心なテニスファンというわけでもないのに、ふとテレビを点けてテニスの試合の中継が映っていたりすると、なんとなしに観始めてそのまま夜中まで魅入ってしまうことがある。
以前観たのもちょうど去年のウィンブルドンだったのかもしれない。フェデラーナダルの対戦で、どちらも一歩も引かない展開で長時間におよび、途中で諦めて寝てしまい、翌朝結果どうなったか無性に気になった覚えがある。
昨晩たまたま観始めた今年のウィンブルドン決勝だが、すでに対戦相手のロディックに1セット獲られていて、相手のサービスゲームをなかなかブレイクできずにフェデラーの方が分が悪い展開だった。
素人眼で観ても球筋がきれいというか、フェデラーのテニスは観ていて美しいと思うので、自分は結構フェデラーファンだな。
対するロディックはサーブのパワーで勝負するタイプで、センターにズドンと打ち込む伸びのあるサーブでエースを取って主導権を握っていく感じ。
やっぱりラリーが長く続いて、フェデラーがバックハンドで切り返してコーナーギリギリに決めるというのが、観ていて一番面白いので、サービスエースばっかりでゲームを取っていかれるのはちょっとなあと思いながら観ていた。対ナダルの方が面白いと思う。
しかし、テニスの勝敗を決める分かれ目ってのはどこでどうなるか分からないもんだね。2セット連取でこのままロディックの優勝が決まるかといういよいよの時に、プレッシャーからなのかミスもあり、とうとうフェデラーが追いついてしまった。
3セット目も相手のサービスゲームをブレイクすることはできないまま、それでもタイブレークに持ち込み、やっぱり取って王手をかける。
この時点で、このままフェデラーが逆転で勝利すると思ったので、最後まで観たかったが諦めて寝床に入った。
テニスの試合、長いよ。
結局結果は翌朝のニュースで知ることになって、うーむさすがだと唸って納得したのだった。
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