「シーズン5の最終回は生放送。」

10月以降もめでたく番組の継続が決定した「菊地成孔の粋な夜電波」。
第124回はシーズン5の最終回ということで、恒例のリクエスト特集。
生放送とはいえ、過去のトークを再度プレイした時間がほとんどでしたので(…もちろん何度聞いても面白いので楽しい放送でしたが)。
とりあえず文字起こしは前口上部分のみです。

貴方だけ今晩は。悲しみよ、こんにちは。そして、武器よさらば
こちら極東日本国。帝都は港区・赤坂。力道山刺されたる街より、世界にお送りしております。
いやあ〜、しかし昔日は「季節の変わり目を、あなたの心で知るなんて。」などと申しまして、季節というのは、こう…じんわり知らない間にグラデーションをかけて、ゆっくりゆっくり変わっていくっていうのが、昔の日本式だったわけですが。ある日を境にいきなり夏がガッチャン!…秋になるってのは如何なものか。
あの日以来いきなり完全に秋でございまして、雨期と乾季じゃあるめえし。四季がたおやかで豊かな、和を尊び、はっきりものを言わないという美徳を誇っておりました我々日本人も、ギスギスはっきりとものを言い、絶対に謝らない譲らないアメ公みたいな、品性下劣な民に格を落とすのでしょうか…「いやいや…そんな遊びは140文字コメンテーターの皆さんが、電脳サイバー空間・仮面舞踏会でこっそり嗜むだけであって、むしろいよいよ、袖振り合う公の場では恥ずかしがりをこじらせて、全く口をも開かぬ神秘な国民になるですよ…」とお偉い先生が仰ってましたけどホントですかね?
ま、ま…袖振り合うのも多少の縁、縁は異なもの味なものと申しますが、本日初めてこの時間、このチャンネルに周波数を合わせたアナタ…引きがお強いですなあ。
初めましてが最終回であります。もちろん終わりとて、季節の終わりに過ぎませんが。
シーズン5、本日は最終回恒例・リクエスト特集。鬼が出るか蛇が出るか。…おっと、申し遅れました。「菊地成孔の粋な夜電波」と申します。以後お見知り置きを。
お聞きの曲…これシーズン5最終回まで温存しておりました、当番組の守護神、チャーリー・パーカー、名曲中の名曲「Billie's Bounce」であります。
バードに守られた本シーズンも、今夜でガッチャン終了。ガッチャン…ガッチャマンじゃありませんぞ。剛力彩芽さん、ちと残念…と…口が過ぎるのも、本日生放送であります。
リクエスト、大量に届いておりますので、前口上さっさと切り上げまして、それでは早速まいりましょう。

※文字起こしの「NAVERまとめ」あります。