「『MONKEY』創刊号」

MONKEY Vol.1 ◆ 青春のポール・オースター(柴田元幸責任編集)

MONKEY Vol.1 ◆ 青春のポール・オースター(柴田元幸責任編集)

翻訳家の柴田元幸氏が責任編集していた「monkey business」という雑誌は、村上春樹氏のインタビューなどを目当てに何度か買ったことがあった。

ヴィレッジブックスから出ていたそれが、出版社がスイッチ・パブリッシングに替わり、判型も大きくなって新創刊されていた。
「MONKEY」vol.1は、メインの特集が「青春のポール・オースター」。
ポール・オースターは何冊か読んでいて、好きな作家なのだが、中でも「ムーン・パレス」は、個人的に感情移入できる作品No.1で、思い入れも強い。
そのオースターの無名時代の習作の翻訳や、インタビューなどが載っているというので、購入してみた。

さらに村上春樹氏の「職業としての小説家」と題して、「私的講演録」という形で寄稿されたものも載っていて読み応えがあった。
この村上春樹氏の講演録は連載らしい。
うーむ、毎号買ってしまうことになるかもしれぬ。
ムーン・パレス (新潮文庫)

ムーン・パレス (新潮文庫)