「良いニュースというのは深夜と早朝のはざまで語られるのです。」

「粋な夜電波」第347回放送は、久しぶりの「ジャズ・アティテュード」。
夜と朝の間でも特異な存在感を発揮するこの番組。
思わぬ重大発表が飛び出した、エンディングのトークを文字起こししてみました。

Ludere

Ludere

Far from Over

Far from Over

えーと、時間が無くなってまいりました。
番組宛にですね、番組のディレクターからメールが届いております。

《菊地様、長沼様。戸波です。お世話になっております。
夜電波の12月のレーティングですが、0.4で同時間帯トップ!(2位NHKが…でした。)
企画は「ノンストップ SPANK HAPPY」です。
早朝という時間帯を鑑みるに、これは驚異的な数字です。(全局は0.8なので、ラジオを聴いている人の半分が「夜電波」を聴いている計算。)》
…判りますよ。言われなくても(笑)。
《以上、大変嬉しい御報告でした。》

え〜…戸波さんがね、直接ワタシの携帯にメールくれる時っていうのは、古谷さんが出れるとか出れねえとか、そんな事しかないわけです。
そんな中ですね、この…(笑)。携帯が輝き過ぎて溶けちゃうんじゃないかという喜び…ね。
嬉しいんでしょうね、やっぱね(笑)。「嬉しいんでしょうね。」ってのも酷い話ですけど。スタッフは嬉しいでしょうね、そりゃね。
あの…やってるワタシとしてはですね、14年前にやって売れなかったテメエのアルバム、ただかけただけですからね。1位もへったくれもないですよ(笑)。
ていうか、もし「ノンストップ SPANK HAPPY」がいいなら、今日みたいな事やってたら落ちちゃう!…数字が(笑)。
落とさないようにいくんだったら、いいですよ!…毎週「ノンストップ SPANK HAPPY」やってね、構いませんけど。
とりあえず何だ?…この番組、長い歴史の中で、だいぶ同時間帯1位、いろんな時間帯で獲ってきたんだけど、夜中で獲ってなかった…とにかくこれは、同じ同時間帯トップでも価値が違うんだって事が言いたい…のね?
ラジオを聴いてた人のうち半分が「ノンストップ SPANK HAPPY」聴いてたのね。
…そうそうこの時間帯で取る数字ではない?
凄い説得力ですね。我々ながら偉業を成し遂げたんだな!っていうね。
14年前はね、売れなくてもう…何て言うか、鼻血が出るほど売れなかったんですけど。
14年後に「そうそう取れる数じゃない数」を取って(笑)…「江戸の仇を長崎で」とはこの事だ!…という感じですけどね。
まあ、この際ですね…勢いじゃなくてガチで…
これは何て言うか、やっぱりそういうふうに決めるとそういうふうに事が動くんだな〜と思ったんですけど。
こういうの何て言うの?…「拡散してください。」って言えばいいの?
うちの番組は「ノンストップ SPANK HAPPY」で驚異的な数字を取ったという事もさる事ながら、ワタシ55歳にして、今年中にSPANK HAPPY再結成します!
これはこの数字と関係無く、決めてたんですよね。で、いつどういう形で発表しようかと思ってたんですけど、ちょうどいいから今番組で発表させていただきますが。
来年になっちゃうかもしんない、場合によっては。ちょっといろんな事で準備が遅れたらね。
必ずCDも出し、再結成しますので、お楽しみにしていてください。
というわけで…こんな事してると数字が下がるというわけですけども(笑)。
バーデン・パウエル…御存知ブラジル音楽の巨匠ですよね。バーデン・パウエルの息子…倅かな?私生児かな?…南米の人はそういう人多いからね、丁寧に説明しないと間違っちゃうといけないですけどね。
直でいいのかな、彼は…フィリップ・バーデン・パウエルっていうんだけどね。え〜…ちょっとあたってみますね。ま、これはあれですね、実の父ですね。
ピアニストで作曲家のフィリップ・バーデン・パウエル…こちらがギタリスト&コンポーザーのバーデン・パウエルの…長男なのかな?…ちょっとその辺わかりませんけど。
パリ生まれで現在もパリを拠点にしている、と。サンパウロの一流ミュージシャンと共演して…
今日のね、前口上のバンド…「ルデーリ」ですね…のピアニストでもありますが、こちらはルデーリ名義ではなく、フィリップ・バーデン・パウエルのソロ名義です。非常にブラジリアン・コンテンポラリー・ミュージックの良さを持ってますね。
曲名はね…これは…英語で言っちゃうと「NOTES OVER POETRY」。「詩の文字をオーバーしてる」ってことだろうけども。なんか隣にポルトガル語が書いてあるんだけど読めないんで。
「NOTES OVER POETRY」という曲になりますが、ポエトリー・リーディングの入ってるジャズですね。
こちらをお聞きいただきたく…これでお別れしたく、数字を下げたく思いますけどね(笑)。
上がって欲しいなあ。フィリップ・バーデン・パウエルで(笑)。

Notes Over Poetry

Notes Over Poetry

Computer House of Mode

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VENDOME,LA SICK KAISEKI

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ANGELIC

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