【EVENT】「ゴッホ展」@東京国立近代美術館


ホントは昨日観るつもりだったのだが、美術館前に着いたら予想以上に長蛇の列が出来ていて、45分待ちだとゆーので諦めて帰ってきたのでした。で、今日朝イチで出直してきたら、少ない待ち時間で入場することが出来ましたよ。それでも人をかき分けつつ、背伸びして前の人の頭越しに絵を見なければいけないような状況。うーん、落ち着かん。
もともと絵画の善し悪しとかよくわからないくせに、色々見て回るのは好きなんですが、よく考えたらゴッホってどういう絵を描く人なのかよく知らない。美術の教科書に載っていた「ひまわり」くらいか。でも今回の展示には「ひまわり」はない。(バブルの時に買った保険会社がまだ所有しているみたいだな、出品しなさい!)
年代順に作品を辿っていくと、意外にもゴッホってバリバリオリジナルってわけじゃなくて、その都度、宗教美術や印象派などに影響されつつ、習作のような中途半端なものも多く残していることに気づく。晩年・・・といっても37年の短い生涯だったらしいのだが、いわゆるゴッホらしい絵の具モリモリの線ウネウネの濃い作風に結実していくようですが、個人的にはあんまり力強いタッチの油絵って好みじゃないみたいです。参考展示してあった他の印象派の作品の方が気に入ってたりして。