Cold Water


前号に載っていた「山本太郎 ニアスへの旅」の後編が読みたかったこともあり、買ってきた「Blue. 14号」。
特集は「Cold Water」。ノルウェーアイスランドなど、厳寒の地でサーフィンをする旅の紀行だ。
先週の千葉北で、もう寒い寒い言ってる自分にしてみれば、もう全く次元の違う世界の話に聞こえる。
冬の海の写真は美しいし、身を切るような水温に耐えながらチャレンジするサーファーの姿に神々しさすら感じるが、じゃあ自分もこういう所に行ってみたいとは、とても思えない。
それでもサーファーという人種は、「そこにいい波が立つ」ということをファーストプライオリティーにしてトリップしているのであって、たまたま行った先が結果的に、赤道直下の島だった、北極圏に近い流氷流れる海だった、ということに過ぎなくなるというのは、頭では理解は出来る。
だからせめて、この雑誌を読みながら学べることがあるとしたら、季節や天候やロケーションはサーフィンをする上で非常に重要な条件だが、それらがベストでないことは「サーフィンをやらない理由」にはまずならない、という気概を持つことかな。
「夏だからサーフィンをやる」んじゃなくて、「サーフィンしてると寒い日もある」というふうに思えるように……
なるのかなあ…。