明治vs大正、ラガー対決。


ラガーと言ってもラグビーをやる屈強な漢共のことではなく、キリンラガービール
見慣れないデザインの柄の缶が売ってるなーと思って手にしたら、昔のラガーの復刻版。
それも明治と大正の二種類あったので、両方買って飲み比べ。
明治の方は、これぞラガービールという苦みが強くてコクのあるテイスト。一気に飲んでのどごしを楽しむというよりも、小さなグラスに瓶から注いでちびちび味わうのに適している感じ。田舎の爺さんが昔そうやって少しずつ飲んでいたのが思い出される。
大正の方は、同じラガーでもこんなに違うか〜というくらい、明治と比べると苦みも少なくスッキリと飲みやすい感じ。ちょっと味が薄くて物足りないくらいだ。
なんとなく、明治の文明開化の頃に西欧から日本に持ち込まれ、一部の特権階級の間で飲まれていた麦酒というものが、大正デモクラシーによって広く一般大衆にも飲まれるようになったので、味が薄く飲みやすくなっていったのでは、と思われた。勝手な想像。

ところで、M-1は予想していた最悪の結果にならずに済んで、とりあえずは良かった。
全体的にレベルが低下していて、あまり楽しめなかったけど、NON STYLEの優勝には納得しています。
ただ、1日経ってもう一度冷静に見直してみると、あまり笑えない。やはりテンポと勢いか。
自分でも意外だったのは、嫌いだったはずのオードリーが、もう一度観てもやっぱり面白かったこと。
あの場にピークがたまたま来てしまったとはいえ、あの爆発はスゴかった。もう何やっても客が笑う空気になってたもの。
…来年、あるかなあ。