最後の5冊分をオトナ買い。


や。やっぱり気になったのでスラムダンクの続きがどーしても読みたくなり、せめて最終話までのクライマックスの部分だけでもコミックス買ってこようかなと思って、近くのブックオフへ。
この週末、相方ともども風邪ひいてひたすら寝ていたわけだが、さすがに退屈。
かといって出歩くとまた悪化しそうなので、マンガ買って寝ながら読むくらいの娯楽は許されるでしょうと思ったわけで。
だがいまだに人気のスラムダンクは品薄で、あってもボロボロの状態でも105円までは値下がりしておらず、ブックオフで揃えることはできなかった。
帰りに寄った近所のスーパーのちょっとした書籍コーナーをのぞいてみたら、意外にもだいたい揃っていたので新品で買ってしまった。
27〜31のちょうど最後の部分。
いや、何度読み返しても面白い。なんだろ。この神がかった集中力。作者の画力と表現力の著しい向上と、白熱する試合展開とがばっちりシンクロしてラストまで一気に突っ走っている。ストーリー的にはまだ先がありそうな感じだが、確かにこれはすべて出し切っているわ。ここで終わりなのはもうしょうがない。
人気作品をずるずる延命させて、最後グダグダになってしまうジャンプ作品の中には、トータルでの完成度が落ちてしまった名作も少なくない。
その中であまりに潔く完結したこの作品が、いまだに伝説的に語られるのは無理もないことだと思う。