菊地先生の仕事始め。

TBSラジオ以外の地方局限定放送、いわゆる「裏送り」が聴けなかったため、今回がおよそひと月ぶりとなる「菊地成孔の粋な夜電波」。待ち遠しかった!
今夜の生放送が菊地先生にとっても仕事始めになるそうで、年末年始に身の回りで起きた面白話、過去に体験した正月の思い出話など、たまっていた爆笑ネタを喋り倒した2時間。
ラテ欄には「あけましてJAZZ」とあるが、ムードのいいジャズミュージックが流れる番組と期待して聴いた方は、ただただ呆気にとられるんじゃないだろうか。
それほど、怒濤のトーク炸裂の2012年一発目の放送は強烈だった。
今日は仕事が早めに終わったので、Twitter#denpa954で検索したタイムラインを眺めながら、リアルタイムで聴く事ができたが、この番組の熱心なリスナーの方は、さすがに反応がヴィヴィッドで、菊地先生のトークの中でもキラーフレーズが飛び出すと、すかさずツイートしてくるようだ。
マニアックな選曲でもいち早く曲名をツイートし、歌舞伎町の知る人ぞ知る店の名前が口にされれば、すぐに情報が寄せられる。
今回は全部の話が面白かったうえ、なかなか話のちょうどよい切れ目がなかったので、いちおう試みたが、文字起こしは困難だった。「モロッコの話」とか「高島屋のトイレの話」とか最高なんだけど…あの流れを起こすことはちょっと…断念!
せめて面白かったフレーズだけでも抜粋しようかとも思ったけど、それはトゥギャッターなど、ツイートのまとめを読めば済むことだしね。(「大麻樹脂と間違えられて炭石鹸をホテル従業員にパクられた菊地さん」とか「ラジオ時間と飲み時間を一つにした男!」…とか(笑))
Twitterを読みながら聴くことで、あらためてこの神番組に対する注目度が増し、さらに熱気を帯びているのがよくわかった。もはや一部の好事家達の間で盛り上がっているだけの状況ではない。今年はマスレベルで大ブレイクしてしまうかもしれないなあ。
ともかく菊地先生が相変わらず絶好調で、これからも毎週楽しく刺激的なトークと音楽を届けてくれそうなので、なにより嬉しい。
「3月の改変時に…」というようなこともボソッと言っておられたが、まあ大丈夫でしょう。スポンサーが付かないことが、むしろこの番組にとっては強みなのだが、ここでもTwitter上では「ロイヤルホストがスポンサーになるべきだ」とか「伊勢丹」「高島屋」「クラブ愛」などの名前も上がっていて、わかってらっしゃる!という感じ(笑)。

Esquire (エスクァイア) 日本版 2005年 01月号

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気になったので思わずEsquire (エスクァイア) 日本版、Amazonで買っちゃったよ。バックナンバー検索して、菊地先生の載っている号は全部読みたいっす。

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