メソッド初等科第二回。

憂鬱と官能を教えた学校

憂鬱と官能を教えた学校

昨年末に初回の講義を受け、年をまたいで今回が第二回目となる、映画美学校の音楽美学講座・メソッド初等科。
敬愛する菊地成孔先生が、自分のようなド素人にドレミファソラシドから教えてくれるという、なんとも貴重な時間。
実際に、この日もドレミファソラシドを徹底的にやった。いわゆるメジャースケールのインストールだが、これはまだ本格的な音楽理論に入るための準備段階でしかない。まずは基礎中の基礎。しかし非常にわかりやすく丁寧に教えていただけている。
CS放送の番組「憂鬱と官能を教えた学校TV」の動画を第二回放送分まで観てある程度予習していたが、この日はまだコードまではいかなかった。音名を覚え、マイナースケールの生成方法まで。
とはいえ、鍵盤楽器がまったく弾けない自分にとっては、ドレミファソラシドを弾くのも、なかなか難しい。とにかく指が動かなくて…。
流麗に弾きこなす必要はなくて、音の位置と配列を覚え込むのが目的なのだろうが、せっかくなのでこの講義を受けている間に、簡単なピアノ伴奏くらい出来るようになりたいなあ。

授業が終わった後、菊地先生に思い切って「『サウダーヂ』観ました!良かったです!」と話しかけてみると、気さくに答えてくださった。この時ばかりは生徒というより、単なるいちファンに戻っていた。
教室にいる他の方も、それぞれミュージシャン菊地成孔氏のファンなのだろうと思うが、ライブでステージに現れたなら大きな歓声が上がるであろうに、不思議なもので、ああやって教室で先生として会うと、皆さん意外に静かな反応。
講義中に話が脱線すると、ラジオの時の菊地さんと同じなんだけどねえ。

◉Dailymotionで観れる動画リンクまとめ
第一回『受講の為のインストール1(スケールを高速インストールする方法)』

第二回『受講の為のインストール2(コードを高速でインストールする方法)』

第三回『インストール終了から講義ガイダンスへ』
第四回『4度圏表の説明から長短調(ダイアトニック環境【1】)』

第五回『ダイアトニック環境【2】(ケーデンス/ディゾナンスレベル〜ツー・ファイブ・ワン〜』

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