「SOUND SHOOTER vol.8 @ 新木場STUDIO COAST」


久々の新木場スタジオコースト
フォトグラファーの橋本塁氏が主催するイベントだったのだが、チケットを買う時はそのことに気付かず、「なにぃ!?…テナーとバンアパとオカモトズが出て、チケ代が3500円だと〜?」と、まずはその豪華な出演陣に食い付いたのだった。ただでさえチケットが取れないバンドとして有名なストレイテナーのことだから、半ば諦め気味のまま発売日にぴあのサイトをクリックし続けたら、たまたま購入サイトに入れて、運良くチケットを購入することができた。
しかもこの日は祭日ということで、うちの相方と共通の休みで、久しぶりにふたりでライブを観に行くことに。
他にもandropcinema staffも出演するとのことだったが、さすがに5バンドすべてをスタンディングで観るのは体力的にキツイ…と思い、開演時間から1時間遅れて到着ぐらいでちょうどよいだろうと、余裕かまして新木場に到着。
ちょうど二つ目のバンドが演奏中だったから、カウンターでビール飲んだりしていたのだが、目論見が外れて2番目の出演順にOKAMOTO'Sが登場。…てっきり後ろ3つを観ればいいと思い込んでいたのに…ハマ・オカモトのベースプレイを見逃してしまった。
とはいえ、曲を全く聞いたこともなかったが、andropの評判は耳にしていたから、一度観てみたいと思っていたところだった。このandropが予想をはるかに超えたライブを見せてくれ、演奏も上手いし、曲もなかなか凝った作りで、かなり良かった。いつブレイクしてもおかしくないし、やがて日本でもトップクラスのバンドになるかもしれない。
次はthe band apart。なんだかんだで、我々が一番回数多くライブを観ているバンドはバンアパだったりする。いきなり1曲目に「Eric.W」で、立て続けに「higher」だったから、一気にアガってしまった。日本語詞の曲も披露し、次のアルバム「街の14景」の発売も発表。やっぱり初期の曲で盛り上がってしまうのが正直なところだが、ライブに関しては何度観ても飽きることがない。今後も楽しみだ。
トリは貫禄のストレイテナー。先日の武道館ライブに行く予定だったのだが、都合で行けなかったので、この距離の近さで観れてうれしい。
こちらもいきなり「Melodic Storm」で掴んだ後、最後に「TRAIN」というぶっちぎりの演奏だった。
この日出演したバンドの演奏を観て、(ハマ・オカモトは観れなかったが)andropのベースもチョッパーばりばりだったし、バンアパはあの原さんだし、テナーは言うまでもなくひなっちなので…「今はとにかくベースが上手いバンドが売れる!」という結論に至ったのだった。
橋本塁氏のオーガナイザーぶりにも感心。次回の開催にも期待したい。

one and zero(初回限定盤)

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