「ブラジル・バン・バン・バン」



ジャイルス・ピーターソンがリオでアルバムを制作する過程のドキュメンタリー映画、「ブラジル・バン・バン・バン」。
公開から結構経ってしまって、ようやくUPLINKの1Fで鑑賞。様々なイベント上映も企画されていたので、ほんとはその機会に観たかったのだけど。
スタジオでの制作風景はもちろん面白いが、変わりゆくリオのファベーラのドキュメントにもなっていて興味深い。
アルバム完成までがひとつのストーリーではあるのだが、裏にはもうひとつ、レコードコレクターでもあるジャイルスが、幻のジョゼ・プラテスのレコードを探し求める旅でもある…というエピソードもあり、それのオチが最高にハッピーだった。客席から拍手が起きたほど。
観て良かった!
サントラももちろん購入。なんと「Talkin' Loud」レーベルより出ている。
自分はブラジル音楽のファンとはいえ、あまりサンバとかリオのカーニバルとかは好みではなくて、チャカポコしてるリズムにどマイナーな歌がのっかって早いツービート…どれも似たような感じだな〜ぐらいにしか思っていなくて…すみません。
でも、ジャイルスがDJとしての編集・リミックス感覚を持ち込んでプロデュースした作品なら、おそらく自分好みの音になっているのではないかと予想して、ほぼそうなっていたのでよかった。
これDVD化されたら持っておきたいなあ。

ブラジル・バン・バン・バン

ブラジル・バン・バン・バン