「洗濯機が置けるまで。」


今回の引越しで最も苦労したもののひとつが、洗濯機の設置。
洗面所に防水パンもあって、一見何も問題ないように見えたのだが、設置場所が壁際なのと、洗面台との間にスペースがない。
そして最大の問題は壁から出ている水道の蛇口の位置。
ちょっと高さが低いかもとは思っていたが、床から1100cmぐらいのこの位置では、ほとんどのドラム式洗濯機は設置不可だということがわかった。
購入の段階で、設置できる機種が限られていることがわかったが、ドラム型よりむしろ縦型の方が好ましいと思っていたのでそこはあまり問題にならなかった。

しかし、実際に購入した洗濯機を設置する段階で、配送の人に「蛇口の高さが微妙で、置けるには置けますが、フタが全部開けられないかもしれません。」と言われ、あ!そうか、本体の大きさだけじゃなくて、フタを開けた時の高さで測らないといけないんだった…ということに気づく。
その時は、一旦返品。
違う機種に変更しようと思って再度ヨドバシに行ったが、やはりこの高さで設置できるものがほとんどない。
蛇口の付いている高さも低いのだが、横の壁から出ているというのが問題なんだよね。洗濯機に対して奥側から蛇口が出ていれば、フタが開けられないということはなかったはず。
その後、マンションの管理会社に相談して、水道工事の見積もりをしてもらうも、費用もかかるし、退去の際に元通りに回復しなければいけないということで、工事で蛇口の高さを上げるというのも断念。
あきらめかけていた時、ネットで検索していたら、パナソニックの「壁ピタ水栓 CB-L6」という物があることを発見!

パナソニック 壁ピタ水栓 CB-L6

パナソニック 壁ピタ水栓 CB-L6

しかもヨドバシで取扱いがあるということは、これを使って設置している例もあるはず。
再度ヨドバシで問い合わせて、壁ピタ水栓を取り寄せ、先に水道工事を済ませてから、一旦キャンセルした機種を再度搬入。
見事に設置できた!

結果的に、機種を小型の物に妥協することもなく、壁にいろいろ打ち付けることもなく、望んでいた通りの配置になった。
…かなり時間と手間はかかったけど、まあ、よしとするか。……と思って、しばらく喜んで使っていたのもつかの間、ただいま洗濯機、早くも故障中!
今度の休みにメーカーが修理に来ることになっているが…。ううむ。