「いびきのレーザー治療。」

どうも寝ている間にとんでもないいびきをかいているらしい。
夜中に時々、「ンガッ!」って感じで、自分のいびきの勢いで目が覚めることもあり、その間呼吸が止まっていることも多いらしく、これはなんとか改善した方がよいだろうとは思っていた。
いろんな高さの枕を試したり、歯ぎしり防止用のマウスピースを嵌めて寝たりということもしていたのだが、日帰り手術のレーザー治療でいびきが改善するという方法があると知って、興味を持った。
ネットで検索すると何件か、レーザー治療を行なっている耳鼻咽喉科があり、その中で多くの症例をこなしているという、銀座コレージュ耳鼻咽喉科で、「30分でわかる『いびき』無料セミナー」というのが定期的に行なわれていたので、そこに一度行ってみることにした。
そこで院長先生自らのいびきのメカニズムの解説を聞き、レーザー手術の流れの説明も受けたので、思い切って手術を受けてみることを決意。
要はのどちんこの周りをレーザーメスで切除して、気道を確保するという手術なのだが、術後二週間はかなりの痛みを覚悟しなければいけないらしい。
それでも手術自体は10分〜15分くらいで終わる簡単なものだと聞かされていたので、歯医者で抜歯するようなものかと、気軽に考えていたところもあったが。
手術日当日、喉の渇きを抑える点滴を受けつつ、水飴のような麻酔薬を口に含み、飲み込まずに30分ほど我慢するというのが、施術前の準備としてあり、これがなかなか困難でもあった。
いざ手術となると、やはり喉の奥にメスを突っ込まれるので、どうしても「オエーッ」と嘔吐いてしまい、それを堪えながら、喉の一部を直接焼かれる苦痛と、焦げ付くような匂いに耐えるというのは、想像していたよりも辛かった。
時間にしてみれば、ほんのわずかの間だったけども、手術後はちょっとぐったりきた。その後、1時間ほど点滴を受けて終了。
思ってたよりも大変だったというのが正直なところ。
術後の写真を見ると、のどちんこ周りをぐるりと結構な範囲で切除されており、最新のレーザーメスによって出血がほとんどなく手術ができるということだったが、終わった直後の状態はちょっとエグい。
とはいえ、確かに喉の奥が広がったような感じはあって、これで気道が確保されていびきが改善されるというのは、確かに効果があるような気がする。
果たして本当にいびきの音は軽減されるのかは、もうしばらく様子をみなければわからないが、とにかくこれから二週間、未知の痛みに耐えなければならない。
うーん…不安。

日帰りレーザー手術―いびき・アレルギー性鼻炎の悩みを解消

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