【WEB】「町田康さんの経験論!@ほぼ日刊イトイ新聞」
最近日増しにコンテンツが充実していく「ほぼ日」ですが、町田康が自身の小説観などについて質問に答えているコーナーがあって読んでみた。書くことに対しての彼の考え方に「なるほど」と思うことが多く、今後の更新が楽しみだ。町田康の作品は読んだものは全て好きだが、彼が意外にも小説家としての自覚をしっかりと持って執筆に臨んでいることも分かり、最新作への興味も増した。
中でも「毎日書くこと」に対する考え方という質問に対する返答の中に、
「小説家は休んだら終わりですね。休んだぶんだけ後退するといいますか」
「文章は反復練習ですから、技術の面では書けばかならずうまくなります。配列の問題に尽きるんです。」
「どれだけ読んでいるかもあるでしょうが、三十歳過ぎてから読んでもたぶん意味しか受けとれませんから『書く反復練習しかない』と僕は思っています。」
などという言葉が出てきて強く印象に残った。
結局毎日書き続けることが大事なんだなあ。
小学校の頃から、教師が良く口にしていた「継続は力なり」という言葉が嫌いで、「我慢し続けるなんてまっぴらだ!」と反発していたものですが、結局こうして何ひとつ成し遂げることの出来ない大人になってしまった今となっては、「あ、あれは正しかったんだ!」と実感することが多い。
この日記も最近毎日続かなくて、まとめて書いたりするくらいだもんね。