試練の波乗り始め。
年が明けて一発目のサーフィン。
昨日の小雪まじりの雨の日が、うってかわって朝から陽光差し込む冬晴れのいい天気になった。
予約入れていたのが昨日じゃなくて良かったなあと気楽に構えていたのだが、今日はとにかく風が強かった。
いつもの椎名内のポイントより、少し先の飯岡漁港近くまで行って、波は弱いが人もいなくていい練習になるんじゃないかと思って、テトラポットに囲まれたそこの場所で入る事にした。
水が冷たいのはもう覚悟のうえ。
まだうねりからテイクオフすることが出来ないので、なんとかパドリングをがんばってそのタイミングを体で覚えるべく、奮闘していたのだが…。
横風がものすごく強くて、ボードもあおられるし(実際初っ端にボードが上から降って来て、頭を強打。面だったから無事でよかった〜)、テトラに囲まれてるので波も一定の方向に崩れず、あちこちの水面が持ち上がるので、全然行きたい方を向くこともできず、後ろから波が来ていてもボードの向きを合わせられていないので、全然乗ることができない。
どんどん満潮に近くなってくると、うねりも立たなくなってきたので、いつもの椎名内のポイントに急遽移動。
こっちの方がオフショアに近くて波の立ち方は安定していたので、再チャレンジしてみたのだが、今度は流れが早くでどんどん左に、どんどん沖に流されていってしまう。パドリングする力ももう尽きかけていたので、乗るどころか岸に戻ることすら出来ず、やむなくギブアップ。
うーん、残念。
でもこういう風の強い日も経験しておいた方が、次に役立つし…と自分に言い聞かせ、楽しいだけの「ちょっとサーフィン体験」から、いよいよ「修行」の段階に差し掛かっている状況をひしひし痛感。
しかし何事も経験だ。冬の水の冷たさも、風の強さも、ちょっとの油断が招く危険も、とりあえずそういう目に遭わなければわからないからね。
まあ、この年になって初めての体験に一喜一憂することもそうそうなくなってきたわけだから、うまくいかない時もそれはそれで楽しむようにしていきたいものだ。
(うー、とはいえ実はやっぱり寒かった…)