「パーリング」の意味。

サーフィン用語で、ボードのノーズを沈め過ぎて、波に刺さって吹っ飛ばされることをパーリングと言っている。
しかしその語源については意外に皆知らないというようなことが、サーフトリップジャーナルの生和寛さんのコラムに書かれていた。(だいぶ前の号だが、バックナンバーを古本屋で買って読んでいたので。)
言われてみれば確かにそうだ。
「前に重心をかけすぎたり、すでにホレてる波に後から乗ろうとするとパーリングするから注意してください。」
と、スクールの時によくアドバイスされるが、実際自分が何度も波に刺さりながら、「なるほどこういう状態をパーリングと言うんや…ゲホゲホ…」と実感をともなって理解はしていたつもりではいたものの、「で、なんでこれパーリングって言うの?」とは思ったことなかった。
そのコラムによると、波に乗らずに頭から潜っている人を冷やかしてか、「(そんなに潜りたいなら)真珠でも取ってろ!」という意味のスラングに由来しているらしい。
あ〜それで「パール」!
なるほどと合点が言った。面白いね、サーフィン用語。

そのコラムを書かれていた生和寛さんが昨年亡くなっておられたことを、今更ながら知りました。
あのコラム好きだったのに、残念です。ご冥福をお祈りします。
コラムのタイトルだった「死ぬまでにハングテン」という言葉…それは自分も目標にしていきたいと思います。