「闘争のエチカ(上)」購入。


4GBのUSBメモリ、音楽97トラック、映像34分、スチール81枚、テキスト5万文字ものタイトルを惜しげもなくどどんと収録した、菊地成孔のアンソロジー
購入しちゃいました。
「粋な夜電波」ですっかりその饒舌のトリコになってしまっているのですが、なにぶんjazzには疎いもので、菊地成孔氏の数多くあるレコードのどれから聴いていったらいいか迷っていたとこでした。
そんな自分のような人に向けられたかのようなこの全集、しかも上巻は入門編、下巻はマニア向けと分けて編集されているというこの親切さ。
1万円という価格に、確かにちょっと躊躇しましたが、このボリュームを考えたら、これCDで買い集めたらいくらかかるんだ?…ということになるわけで、十分元はとれると判断してeweスペシャルプロダクツストアから購入しました。

手元に届いたきれいなパッケージ。データだけで価格に見合うと考えていたのですが、なんかこの高級感のある小箱を手にしたら「結構いいモノ買っちゃった感」が湧いてきて、これもまた菊地氏ならではの粋なはからいってやつですか。
メモリの中身も、丸ごとiTunesに投げたらすぐにライブラリに追加できて、視聴することができた。
PDFは「ブック」のとこに追加して、iPadに転送。
文筆家としての菊地氏の著作から入った自分にとっては、本人による解説を読みながら、その音源を聴いていくという体験ができるのも嬉しい。jazzの入門編としてもいいのでは。
とはいえ、未だjazzに耳慣れないRock/Popsリスナーとしては、まずはSPANK HAPPYが気に入りましたな。
他にもバリエーションに富んだ楽曲がたくさんあるのだが、なにぶんボリュームがあるもんで、これからゆっくり時間をかけて楽しんでいきたい。

闘争のエチカ(上巻) “L' éthique de la lutte Un” [USB]

闘争のエチカ(上巻) “L' éthique de la lutte Un” [USB]