「ペペに癒される。」
![ニューヨーク・ヘルソニック・バレエ ニューヨーク・ヘルソニック・バレエ](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51HbUI-NUjL._SL160_.jpg)
- アーティスト: 菊地成孔,ペペ・トルメント・アスカラール
- 出版社/メーカー: ewe records
- 発売日: 2009/10/28
- メディア: CD
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とにかく飽きっぽいくせにキッチリやりたいA型気質なもので、Podcastや録音したラジオを就寝時や翌朝の出勤時に聴いて、仕事の合間に買いあさった本を読んで、仕事が早く終わったら中古CD屋を物色して、レイトショーで映画を観に行って、なるべく歩いて帰宅して…、休日の朝は公園を6kmウォーキングして、歩数計と体重体組織計をチェックし、ピアノの練習をし…。たまにはサーフィンも行かないといかんし、音楽理論の講座も予習復習しないといけないし、そろそろ引っ越しの準備もしなくてはならない…。…と、忙しくしている時はそれなりに充実感があるのですが、季節の変わり目でひとたび風邪などひいたりすると、そこでぷっつり気持ちが切れてしまい、何にもやりたくなくなって、ごろごろして時間を無駄にしながら、思うように行動できない自分に苛々が募るという状態になったりするわけです。
まあ、数日したら自然に回復するわけですが、ふとしたきっかけに肩の力が抜けたり、頭の中のもやが晴れたりする瞬間もあるわけで。
昨日出勤前のモスバーガーでのコーヒーブレイク中に、ペペ・トルメント・アスカラールの音楽を数曲聴いているうちに、ずいぶんと癒されていることに気がついたのでした。
![f:id:djapon:20120410071521j:image:left f:id:djapon:20120410071521j:image:left](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/djapon/20120410/20120410071521.jpg)
菊地成孔ファンとはいえ、今までがRadioheadやThe Smithsばっかり聴いていた暗いロック好きでしたので、ジャズの善し悪しもまだよくわからないうえに、菊地先生の活動範囲は広過ぎるので、アルゼンチンタンゴやサルサとクラシックを融合したストレンジ・オルケスタのペペ(・トルメント・アスカラール)の音楽は、最も耳馴染みがなかった類のものでした。
時々聴いて、その特殊な編成が鳴らす音楽の独自性に面白味を感じたりして刺激は受けていたものの、あまり熱心には聴いていなかったんですよね。
しかしただぼんやり耳にしているだけでも、驚くほど癒しの効果が高いことに気付きました。
バンドネオンとハープの音が耳に心地良いというのももちろんあるのですが、自分の場合はラテンパーカッション、特にコンガのポコポコがアッパーな方に向かない時の緩いリズムに、シナプス分泌を整えられているような感じがして、だんだん気分が落ち着いてきます。
またふとペペを聴いてみようと思ったきっかけは、先日から放映されたTVアニメ、ルパン三世の新TVシリーズ「LUPIN the Third -峰不二子という女-」の音楽を菊地先生が担当されていることを知ったからなのですが。(アニメのテレビ放映は未視聴…。)
OPテーマ曲の「嵐が丘」…実は自分のiPodの中に入ってない!
全集「闘争のエチカ」にアルバム「New York Hell Sonic Ballet」の曲は4曲収められていて、その中には「嵐が丘」は入ってなかったんですね。
…9曲中4曲が重複するからと思ってアルバム買うの後回しにしていたんですが、これはいかんと思って、急いで買ってきました、JANISで中古ですが(笑)。(おかげでステッカー付!)
DCPRGの新作が出たばかりで、もともとグルーヴのある音楽が好きなので、こっちばかり聴きがちでしたが、ようやくペペが自分にフィットしてきました。DCPRGのリリパには仕事の都合で、どうしても行けず残念なのですが、次にペペのコンサートの機会があれば、ぜひとも聴きに行きたいなあ。
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