「ヤ戦病院。」


仕事が早く終わる日に神宮球場に寄って帰る楽しみをおぼえてしまった。
我が家は、ゆるキャラとしてのつば九郎先生ファンという、ゆるーいスワローズ贔屓で、熱心な野球好きというわけでもなかったのだが、神宮に足を運んでいるうちに、だんだんうちの相方の方が応援に熱心になってきた。
というわけで、5連敗中のホーム、対カープ戦。
先々週の火曜も神宮で観戦した時と同じローテーションに当たり、前回勝利投手となった村中が先発。
エース館山が負傷離脱した今季はフル稼働してもらわなくてはいけない。
球場に到着した時点で5回まで進んでいたが、無得点に抑え、好投していた。貧打の打線もなんとか1点取っている。
とにかく今は点が取れる感じがしないので、このまま逃げ切ってくれ〜と願っていたが、やはりそんなに甘くはない。
ランナー二人出てピンチを迎えたところで、ピッチャー交代。しかし今季の小川監督の投手起用は裏目に出てしまうことも多い。案の定というか、代わった古野がタイムリーを打たれ同点。

さらにここで新人の江村をマウンドへ。一打逆転の場面で代打で登場したのは、カープファンの神様・前田選手。よりによってここで前田様に死球かまして涙目の江村。あわや乱闘の一触即発の状況に場内も騒然。
しかしなんとかここを江村が抑えてくれて、その裏に連打で二者出塁したところを、バレンティンがタイムリー!…さすがバレンティン
なん〜とか、連敗をストップすることができた〜。
カープファンの怒りは収まらないでしょうし、ちょっと後味悪いですが、この1勝は大きいです。


その日のつば九郎先生のブログにこうありました。

しんじんの、えむらくん、あたりまえですが、けっして、わざとではありません。

ど〜か、うちのしんじんが、かかんにも、まえださんのきはくあふれるぷれ〜に、まっこうしょうぶにいったことを、ゆるしてください。みとめてください。

あのぴんちを、おさえたことが、かれの、ざいさん、じしんになるはずです。

これから、ちりょう、りはびりと、じかんは、かかるかと・・・。

でも、まえださんふぁんは、しんじています。

また、せばんごう1は、ふるすぅぃんぐで、もどってくることを!!!

とにかく毎年故障者が多いスワローズですが、今年はさらに不運で、主力級が軒並み怪我に苦しんでいます。あの場面で新人をマウンドに向かわせないといけない、苦しい事情をお察しいただき、なんとかカープファンにはご容赦いただきたいと思います。
しかし、とにかく今年はもう種を蒔く年と割り切って、どんどん新人たちに実戦経験を積ませてあげてほしい。それをあたたかく見守るのが、ゆるゆるスワローズファンの務めだと思ってます〜。
〈文中敬称略〉