「ボードを使って応援してみよう!」

「粋な夜電波」第359回はフリースタイル。
来週のスペシャルウィークの内容告知に続いて、5/13のTABOOレーベルのレーベルフェス「GREAT HOLIDAY」を告知した際、お客さんに新たな提案(?)をした、番組最後のトークを文字起こししてみました。

Two EPs

Two EPs

ティ・アーモ

ティ・アーモ

MY LOVE,WITH MY SHORT HAIR

MY LOVE,WITH MY SHORT HAIR

というわけで…あっ、もうこんな時間だ!…フリースタイルの日は早いですね。特にネタも無いのに終わっちゃった、もう。
えーとですね、SPANK HAPPYがですね…今日何やってかっつーと、SPANK HAPPYのレコーディングやってました。
で、まず最初に…活動再開を記念したデビュー…再々デビューですね、シーズンも3ですから、ファイナルSPANK HAPPYですけどね。
…の1曲だけまず…まだ何も言えないんですけど。「何も言えねえ。」の世界なんですけど。出るんですよ。それやってて。
その後ね、「ザ・スクエア」ってね…ザ・スクエア」って日本だとフュージョンバンドの名前ですけどね(笑)。これ違うんですよ。スウェーデン…あのね、今年のカンヌのパルムドール受賞した、ものすごいスウェーデン映画なんだけど。
「70年後の『甘い生活』」って言ってもいい…何て言うんですかね…「神無き世界での人間の倫理っていうのはどういうものか?」っていうのを、めちゃくちゃユーモラスに描いた素晴らしい作品で、この監督と対談してたの。映画館で。
そしたらね、監督がよく喋る人でね。ものすげえ喋る人で。話、止まんないんですよ。
で、アタシも結構人に喋らせるほうなんで。テメエも喋りますけど。監督に喋らせよう喋らせようとして、いろんな話振っちゃって。そしたら十倍返しで喋り止まんなくなっちゃって、もう。
そしたらね、「あっ…いっけねえな、時間オーバーしちゃた。スタジオに…」っつったら、水野さんと古谷さんがいたっていうね。
で、「すいません、ほんとすいませんでした。ちょっと…」っつったら、そっから先は「何も言えねえ。」ですけどね。はい。
SPANK HAPPYも、市川愛さんも5月13日日曜日、「GREAT HOLIDAY」。細かい話は検索してください。Studio Coastでやります。[ものんくる]、〈けもの〉、ジャズドミュニスターズ、DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール、その他諸々。
そしてSPANK HAPPYの…ま、SPANK HAPPYはパッと演ってパッと帰っちゃう…ヒット&アウェイで2〜3曲演ったら、バッと何にも喋らず帰っちゃいますけど、いちおう出るは出ますんでね。はい。
SPANK HAPPYって何だ?」って人もいっぱいいるでしょうからね(笑)。
特に…今回そうですね、よくさぁ…韓国のコンサート、フェスとかで、あれ何っつったらいいの?…ボード作ってさぁ、【 好き好き♡サラ太郎! 】とかって書くのあるじゃない。あれ作りましょう、皆さん。今回。
どのバンドに自分はBETするのか。VOTEするのか。どのバンドを推してるのかってね。
【 けもの 】って(笑)…ひらがなででっかく【 けもの 】って書いてあるやつ、バーンと出して。で、他のバンド演ってる間もずっと【 けもの 】ってのを嫌がらせみたいに出しとくんですよ。ええ。
ま、そうすると他のバンドの人が嫌な感じになるっていうね(笑)。まあ、それは…そのぐらい応援しましょうっていう。
だからSPANK HAPPYの人は、こう…SPANK HAPPYっつって。
もう…えーっとね…1週前になったら相方…今回のヴォーカリスト、芸名ですけどね、芸名発表しますんで。今回は菊地成孔さんと、前だったら岩澤瞳さんとかね、本名二人じゃなくて、やっぱヒップホップ…
あの…一番新しいSPANK HAPPYはどういうことかっていうと、「ヒップホップの影響をくぐり抜けた」っていう事ですかね(笑)。口から出まかせ言ってますけどね。
その影響は何になってるかっていうと、名前が本名じゃないっていうところですね。
名前が…例えば市川愛さんも、ほら…ジャズドミュニスターズだと「I.C.I.」でしょ。だからあんな感じで。ワタシも「N/K」でしょ。
次のSPANK HAPPYでは、ワタシ「BOSS THE NK」って名前にしようと思ってんですよね(笑)。
これは「BOSS THE MC」っていう、オールドスクーラー…ミドルか、日本のね、とても素晴らしいラッパーがいるんだけど。その「BOSS THE MC」にリスペクトして、「BOSS THE NK」って名前で、「ボス」と呼んで。
だからSPANK HAPPY/BOSS 】とかね、出してください。
というような感じで、やっぱこの「GREAT HOLIDAY」では、ボードを使って応援してみよう!って事を推奨したいですね。はい。
というわけで、SPANK HAPPYの…アルバムが2枚あるんですよ、このバンドは。その1枚目か2枚目かで好みがすごい別れるんだけど。
1枚目が明るくてヘルシーで、で…ちょっと頭がおかしくて。2枚目はダークでエロティックで、やっぱちょっと頭がおかしんですよね(笑)。いずれにしても、ちょっと頭がおかしいんですけど。
えーと1枚目のヘルシーなほうを…切なくてヘルシーなほうなんだけど。「Computer House of Mode」っていうね。これは「Computer House of Cards」っていうアート作品があって、そっから取ってるんですけど。
「Computer House of Mode」っていうアルバムから…そうですね、「Theme song under the cloudy heavens」、「曇り空の天国の下でのテーマソング」っていう、SPANK HAPPYのテーマ曲ですね…をお聞きいただきたいと思います。
この曲は…もちろん、演りませんよ(笑)。ていうか、「懐かしい感じのサウンドだな〜。」と思う人いるかもしんないですけど、確かに懐かしいです。このアルバム、2002年ですからね。もうすでに14年前ですね。
はい。14年前、ワタシこんなことやってました!…っていうわけで、また来週。

Computer House of Mode

Computer House of Mode


私事ですが、先月リリースされた「映画『素敵なダイナマイトスキャンダル』オリジナルサウンドトラック盤」に続いて、市川愛さんのアルバムにもリミックス作品をボーナストラックとして収録していただけました。
今週の「粋な夜電波」でオンエアされた小河さんとはペン大で同じクラスでして、前回のサントラ同様ペン大繋がりでオファーしていただきました。
小河さんの素晴らしいリミックスに比べると自分の作品は拙く、並べられるのが恥ずかしいぐらいですが、聞いていただけましたら嬉しいです。
ギター伴奏のシンプルな元曲に、アレンジをほどこしてバックトラックを丸々新規作成するには力不足だったため、元曲をどうにかこうにか加工してトラックを作成しました。なので、せっかくのアコースティックギターの美しい響きを無理やりエレキギターに聞こえるようにエフェクトをかけてしまったので、演奏者に対して失礼にあたってはいないかというのが気がかりです。
ボーナストラックとはいえ、このクオリティの高いアルバムのお邪魔になっていないとよいのですが…。