「それでも町は廻っている」
うちの相方が職場の同僚さんから薦められて借りてきたマンガ。これにまたすっかりはまってしまった。
探偵に憧れるドジっ子女子高生が地元商店街のメイド喫茶(?)でアルバイトしているという「萌え」系の設定なのだが、その枠に収まらない多彩なストーリー。ドタバタのコメディあり、ラブコメあり、ノスタルジックな話、ミステリー、ホラーなどの様々な要素が盛り込まれている。
登場する多くのサブキャラも皆それぞれ個性的で魅力的なので、ストーリーがどんな内容でも生き生きと描かれていて微笑ましい。
絵もすっきりとした線で描かれ、好み。すごく上手いと思う。
書店に行ったら最新刊も出てたので、これはどうせ自分で持っておきたいと思って、オトナ買い。
同時にこの作品のフォーマットとなった作品も収録された、初期短編集も買って読んでみたけど、これも面白かった。いろんなタイプの作品が書ける作者なんだねえ。
少年画報社からコミックスが出ていて、よく知らない雑誌に連載されているらしいので、おそらくまだ知る人ぞ知る作品なんだろうが、アニメ化されたら絶対流行ると思うんだけどなあ。期待して待ってる。
- 作者: 石黒正数
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2009/10/30
- メディア: コミック
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