「映画の特集の間に、さらっと重大発表。」

「粋な夜電波」第328回は、先週予告したとおり、映画「ベイビー・ドライバー」特集。
今年最高と太鼓判を押すこの作品についてまだまだ語り足りないという中、さらっと重大発表もあった、番組エンディングのトークを文字起こししてみました。

Baby Driver (Music From The Motion Picture)

はい、それはともかくとして…。
え〜…もうダメだ！…もうあと10分しかない（笑）。
10分もねえ…もう、語り切るどころか、もう語り切れないどころか、曲がかけきれない。
大切な情報を最初に申し上げますねえ。
こんなことして…自分が観て、興奮した映画について特集してる間にですね。さらっと言いますけど、番組の継続が決定しました（笑）。すごい今、さらっと言いました。
「粋な夜電波」シーズン14に突入します。
ということで、皆さんのおかげでございます。
え〜…ただ、ここからが本題です。放送時間が、劇的に変わります。
何時なんでしょうね。ドキドキしますね。
発表は来週…ということで…嘘です。今から発表しますけども（笑）。
秋からの放送時間、つまりシーズン14、フォーティーンですね…の、放送時間は、土曜日の28時から。つまり、日曜の早朝４時からになります！
やっとですね、ワタシが一番調子のいい時間帯！
もう今ワタシが番組に提言しようとしているのは、「全部生でいきませんか？」っていうね。
え〜（笑）…スタジオ入りが３時、で…本番が４時から。５時に終わって、事務所に帰って家に帰っても、まだ６時になんないんで。全然オレが起きてる時間！…ね。全然、普段オレが飲んでる時間…ということで。
ま、ま、ま、ま…何て言うかね、一般人にとってはいい迷惑ですが、パーソナリティがのびのびするということで。
「毎週生にしようかな〜。」って言った瞬間、今…長沼（マネージャー）の顔が、ちょっと曇りましたけどね（笑）。
あの…ガキがいますからね。ガキがいる家でそんな事やったら、たまったもんじゃないですよね。日曜のこの時間に生やられたら。
でも、やりたいな〜。送り迎え無しでもいいから、やりたい（笑）。毎週生で。
なんでかっつーと、この時にどのくらいワタシが調子いいか、みんな知っていただきたいですね。日本全国の方に。
あの…いつも…今までの７年間の菊地ってのは、ほぼほぼ昼行灯だったんだって事がね、分かると思いますよ。
４時〜５時のオレが…「５時から男」って言われてますからね、ある意味。「５時から男のグロンサン」って言われてますから（笑）。「グロンサン」の意味、よくわかりませんけどね。
というわけで、シーズン13…日曜夜８時台の最終回は10月１日です。そして、シーズン14の初回…土曜28時からの放送の１回目は、10月の７日になります。お間違えなきよう。
まあまあ…言う事は大体決まってるんですよね。「おはようございますの方も、これからおやすみなさいの方も。」っていうね。ま、「Oha!4」から盗ってるわけですよね、完全にね。「Oha!4」の丸パクリですけどね。
はい、ということで14決定しました。
ま…これで最後じゃないですかね（笑）。
最終的に早朝４時で終わった…っていうのがね。日曜の８時で始まって日曜の早朝４時で終わったっていうが、やっぱきれいじゃないかな〜…って気がしますけども。
でも、わかりません。とにかく。先の事はわかんないです、本当に。
あー、そうですね…「Oha!4」じゃなくて「めざにゅ〜」ですね（笑）。はい。
ま、この際全部入れちゃおうと思いますよね。「木原さ〜ん。」「ソラジロー。」っていうね（笑）。あれを…何から何まで入れちゃうっていう（笑）。他局の番組。
「おはようございますの方も、おやすみなさいの方も。CMの前は『木原さ〜ん。」「トラジロー！」「CMです。」って。
あ、トラジローじゃねえや。トラジローは車寅次郎だ。「ソラジロー。CMです。」っていう。ま、ここですよね。
というわけで（笑）…とにかく、まだ観れんのかな？「ベイビー・ドライバー」。
ひょっとしたら拡大延長してる可能性もありますね。配給会社の方、全国の映画館の方、がんばってください。
あと２曲かけたいんだけど、もう無理だなあ。
一番緊張するシーン…音楽好きな監督だったら絶対やりたいとこなんだけど、最もハラハラする…主人公の命とヒロインの命が危ないよっていうシーンに、全然関係ないメロウなバラードが流れるっていうのはやりたいですよね。ワタシももし映画監督だったらやりたいですけど、この映画に出てきます。
一番ヤバい…もうほんとヤバいよっていう…あ、これ以上言えないな（笑）。あの…殺したと思ってた仇が生きてて、やっと彼女と逃げられるって思ったら、そいつがそこにいる…っていうね。
ヤバい！っつって、二人とも殺されるかも？っていうシーンに流れる曲を聞いて、お別れしたいと思います。
はい。バリー・ホワイトですね。「Never Never Give You Up」…「俺は絶対に諦めない。地獄の底まで君を追いかける。」…それは恋人のことなんだけども、それを敵役が主人公に言うの。まーまーまー、よく出来てますよね。
はい、この曲を聞いてお別れしたいと思います、「菊地成孔の粋な夜電波」。今回、曲数もいつもより少なくて話が多かったっていう、いかにパーソナリティが興奮してるかってことがモロバレですけどね（笑）。
まあ、とにかく最後のSONYのロゴマーク、「…be moved.」っていうソニー…音産としてのソニーの、カセットテープを押し出しているソニーのメッセージは、必ずキャッチしてください。
はい、では最後の曲です。バリー・ホワイトで「Never Never Give You Up」。また来週日曜夜８時にお会いしましょう。シーズンの継続は決定しました。「ベイビー・ドライバー」の公開の延長も決定してほしいですね。パンフレットには「ALL YOU NEED IS ONE KILLER TRACK,」って書いてあります。もう素晴らしいです、このコピーも。「１曲のキラートラックがすべてだ！」ってことですね。ま、それをいっぱい持ってるんだけどね。
ちなみに彼の…ベイビーのキラートラックと、敵役のキラートラックが、クイーンの同じ曲だってところもヤバいんですけど。
ま、とにかく話止まんないんで。話の続きは、新宿のバーに聞きに来て下さい（笑）。
というわけで、曲を聞いてお別れしたいと思います。