「楽譜がスラスラ読める本」


バークリーメソッドを習い始めたはいいが、結局鍵盤楽器が弾けなくて苦労している。
もともと音符が読めなくても演奏できるための理論だから、五線譜が読めなくたって構わないっちゃ構わないのだが、ピアノの初心者向けの教則本とかを買いあさって、ドレミからお稽古している段階で、その状態ですら音符が鍵盤のどこと対応しているのかよくわからないというのではさすがにまずいのでは…と思うようになった。
そこで、「楽譜がスラスラ読める本」というのを買ってみた。
本なんか買わなくてもネットで調べればすぐじゃんと思わないこともなかったが、この本のいいところは「書き込み式のドリル」になっているところ。つまり解説本を買ったというより、練習ノートを買ったというのに近い。

早速、馬鹿正直に頭からやりましたよ。
「音の名前をおぼえましょう」とかで、空欄の四角マスに「ミ」とか「ソ」とか書き込んでいくところから…。
音符の長さのところでは、カタカナで「ターーン」とか「タン、タン」とか書き込んでいったりして、ちょっと不毛な気にならないでもなかったが、「こういう基礎をあらためてちゃんとやるのが大事なのだ」と自分に言い聞かせて。
…しかしだんだん飽きてきて、途中の音楽用語「Appassionato」とか「con sentimento」とか、そーゆーのはさすがに覚えなくてもよかろうってんで飛ばし…、ようやく肝心の「音階と調名を学ぼう」の章に入ったところで、疲れて止めてしまった(笑)。
♭や♯がどの位置に何個ついたら何長調…とか、そこは一瞬で覚えられる裏技があるわけでもなく、結局音符をひとつひとつ読んでいって慣れていくしかなさそうで、40の手習いのまどろっこしいことといったら…。

楽譜がスラスラ読める本(CD付)

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